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日別アーカイブ: 2022年6月29日

実用・東洋医学:二日酔い5

「漢方薬」二日酔いの予防にも、なってしまった時も効くのが、黄連解毒湯合五苓散おうれんげどくとうごうごれいさんです。黄連解毒湯は、胃が熱を持って口の中が苦い時に効果あり。五苓散は、利尿作用に優れ、のどの渇きを止めて、尿の出を良くします。吐き気にも効果あり。吐き気の場合は、冷たくして少しずつ飲みます。(温かいまま飲むと、吐き気を助長)この二つの処方を組み合わせます。頭痛がする時には、黄連解毒湯合葛根湯おうれんげどくとうごうかっこんとうが良く効きます。黄連解毒湯は、のぼせを抑え、葛根湯は頭痛に良く効きます。この二つの処方の組合せ。吐き気が取れない時は、茯苓飲ぶくりょういんが良く効きます。

ツボ紹介:丘墟 きゅうきょ

足の少陽胆経のツボで、足首の外くるぶし前下方に取ります。主治として、目の充血・腫れ・痛み、白内障、片麻痺、鼠径部痛、マラリア、足関節痛。効能として、肝気のうっ滞を改善して、胆の機能を改善する。経絡の通りを良くして、痛みを止めます。

トリガーゾーン治療:長趾屈筋

長趾屈筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、長趾屈筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
B足底の痛み、C足関節の痛み、G下腿後面の痛み。【A>Gなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉長趾屈筋:日常動作は、立位でバランスを取る。サーフィンやスキー動作。(起始)脛骨後面の中間1/3
(停止)第2〜5末節骨底。 親指以外の4本の指を曲げる動作。