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日別アーカイブ: 2022年6月1日

実用・東洋医学:喘息2

東洋医学では発作の原因を内因、外因、不内外因に分けて考えます。内因とはアレルギー体質の他、体質の弱さや、感情の乱れなど。体質の弱さとは脾・肺の機能が弱っている事を意味します。外因とは不安定な天候、低気圧とか、寒さ、排ガスなどの環境の変化。ストレスなど。不内外因とは食事の不摂生や睡眠不足などです。

ツボ紹介:外丘 がいきゅう

足の少陽胆経のツボで、足すねの外側、腓骨の前方で、外くるぶし〜膝下間の中点より少し下に取ります。主治として、てんかん、胸脇痛、皮膚の痛み、片麻痺、頚項部痛、下肢痛、坐骨神経痛。効能として、肝気のうっ滞を改善して、気のめぐりを改善する。精神を安定させ、痙攣を鎮めます。

トリガーゾーン治療:掌側骨間筋

掌側骨間筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、掌側骨間筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。
記E手掌の痛み。【A>Eなので、症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉掌側骨間筋:日常動作は、飲み物をコップに注ぐ。容器のフタを回して開ける。野球のスイング動作。(起始)第2中手骨の尺側面、第4.5中手骨の橈側面
(停止)第2〜5指の指背腱膜と基節骨底 指の付け根を動かす手のひら側の働きです。