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日別アーカイブ: 2022年6月17日

実用・東洋医学:胃痛・胃もたれ2

生まれつき胃腸が弱い場合と、慢性病にかかったあとや、老化などで胃腸が弱くなる場合があります。どちらの症状も、元気がない、食欲がない、疲れやすいなどが見られます。消化機能が低下している為、胃腸の機能を活性化させ、消化を促す漢方薬を処方します。

ツボ紹介:関衝 かんしょう

手の少陽三焦経のツボで、薬指のツメ根元、小指側の隅際に取ります。主治として、頭痛、目の充血、難聴、のどの痛み、舌のこわばり、めまい、狭心症、意識障害。効能として、体内の熱を冷まし、火邪を除く。耳の聞こえを良くする。鎮静にして意識を回復します。

トリガーゾーン治療:内転筋群

内転筋群を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、内転筋群を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
A骨盤部の痛み、A大腿前面の痛み、A大腿内側の痛み、B下腿前面の痛み、C膝前面の痛み。【A>Cなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉内転筋群:日常動作は、股を閉じる。平泳ぎのキック。走る際に足を前方に振る動き。(起始-停止)大内転筋:恥骨下枝、坐骨枝、坐骨結節
– 大腿骨の内転筋結節、粗線の内側唇。薄筋:恥骨下枝 – 脛骨粗面よりも内側。恥骨筋:恥骨節 –
大腿骨の恥骨筋線、粗線の近位部。長内転筋:恥骨上枝、恥骨結合の前面 – 大腿骨の粗線中央1/3の内側唇。短内転筋:恥骨下枝 –
大腿骨の粗線中央1/3の内側唇。股関節を内転させる働き。