ブログ|木乃スマイル鍼灸指圧院

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実用・東洋医学:低血圧2

①婦人科系が弱い場合。生理不順や生理痛があって、めまい、頭重感、下腹部痛などを伴います。血虚けっきょ=血液成分が足りない際によく見られ、これらを改善させる漢方薬で治療していきましょう。

足の少陽胆経:居髎 きょりょう

臀部、上前腸骨棘と大転子頂点の中点に取ります。腰痛、大腿部痛、下腹部痛、股関節痛。

実用・東洋医学:低血圧1

貧血や冷え性の疾患とみてよいでしょう。疲れやすい、朝起きづらい、下半身の冷えなどの症状あり。原因は、①婦人科系が弱い場合、②胃腸が弱い場合、③気力不足の場合、④腎が弱く水分代謝が悪い場合の4つに大別されます。

足の少陽胆経:維道 いどう

下腹部、上前腸骨棘の内下方0.5指に取ります。主治:鼠径部痛、月経不調、下腹部痛、浮腫、腰痛。

実用・東洋医学:高血圧8

「食養」塩分や香辛料、チョコレート、エビ、カニ、ホタテ、アルコール類は控えましょう。セロリやトマト、柿は血圧を下げてくれます。市販のトマトジュースは塩分含有なのでNG。生で食べましょう。柿はのぼせを冷ます働きあります。

足の少陽胆経:五枢 ごすう

下腹部、おヘソの下方3指で、上前腸骨棘の内方に取ります。主治:月経不調、腰痛、便秘、鼠径部痛、下腹部痛。

実用・東洋医学:高血圧7

「ツボ」頭頂の百会ひゃくえ→後頭部の天柱てんちゅう→肩部の肩井けんせい→足裏の湧泉ゆうせんの順にお灸をします。お試しください。

足の少陽胆経:帯脈 たいみゃく

側腹部、第11肋骨端下方で、おヘソと同じ高さに取ります。主治:月経不調、腰痛、腹痛、鼠径部痛。

実用・東洋医学:高血圧6

「漢方薬」冷えのぼせ、顔赤い、頭痛、めまい、肩こりには、瘀血を治す桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。同じ症状+便秘には、桃核承気湯とうかくじょうきとうが適。宿便、吹き出物には、消炎・鎮静作用のある三黄瀉心湯さんおうしゃしんとうが適。夜間尿、口渇き、腰だるい、手足ほてる場合、腎機能を高める八味丸はちみがんが適。口渇き、小便の出が悪い、むくみには、水分代謝を改善する五苓散ごれいさんが適。手足冷えめまいには、真武湯しんぶとうが適。動悸や不眠、不安には、神経鎮静作用のある桂枝加竜骨牡蠣湯けいしかりゅうこつぼれいとうが適。同様の症状+みぞおちつかえや便秘には、柴胡加竜骨牡蠣湯さいこかりゅうこつぼれいとうが適。イライラ、のぼせ、動悸には、消炎作用、神経鎮静作用のある加味逍遙散かみしょうようさんが適です。

足の少陽胆経:京門 けいもん

側腹部、第12肋骨端下縁に取ります。主治:腹脹、下痢、肋間神経痛、腰痛、浮腫。