ブログ|木乃スマイル鍼灸指圧院

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実用・東洋医学:痔2

便秘による痔は、大腸の働き悪く肛門周辺が腫れ上がり痛み、焼けるような熱感あり。排便のたびに出血したり鮮血も出ます。肛門周辺の炎症を鎮め排便をスムーズにして治していきます。

手の少陽三焦経:肩髎 けんりょう

肩周囲部、肩峰角と上腕骨大結節の間にある凹みに取ります。主治:肩関節周囲炎、上腕神経痛、上肢のシビレ、肩関節の運動障害。

実用・東洋医学:痔1

痔は3種類:①痔核=いぼ痔、②裂肛=切れ痔、③痔瘻じろう=おできが出来て膿が出るもの。痔核と裂肛は主に便秘起因で痔瘻は細菌による炎症です。東洋医学では、原因を①便秘による場合、②瘀血による場合、③気が不足している場合の3つに分類しています。

手の少陽三焦経:じゅ会 じゅえ

上腕後面、三角筋の後下縁で、肩峰角下方3指に取ります。主治:肩関節周囲炎、上腕神経痛、項頚部のこわばり、肘痛。

実用・東洋医学:便秘8

「食養」便が硬い便秘には、朝起きたら冷たい水や牛乳を飲むと便が出やすくなります。ヨーグルトやビフィズス菌の摂りすぎは便通は改善しても、腹にガス溜まり不快感あり。食べ物では食物繊維を多く含む玄米やゴボウ、ニンジン、サツマイモ、ヒジキ、コンニャクが適です。食物繊維を多く摂ると便秘や腸内の有害物質やコレステロールの排出に役立ちます。但し、お腹の張りには注意しましょう。

手の少陽三焦経:消れき しょうれき

上腕後面、肩甲骨の肩峰角と肘頭の間で、中点に取ります。主治:頭痛、項頚部のこわばり、てんかん、上腕神経痛、頚腕症候群。

実用・東洋医学:便秘7

「ツボ」下腹部の内臓の働きを整える、おヘソ5指横の大横だいおう、緊張感を和らげる手首内側の神門しんもん、自律神経を整える頭頂の百会ひゃくえにお灸をします。指圧刺激でも効果あります。

手の少陽三焦経:清冷淵 せいれいえん

上腕後面、肘頭の上方2指に取ります。主治:片頭痛、肩関節痛、上腕痛、寒気。

実用・東洋医学:便秘6

「漢方薬」硬くて出にくい場合、大黄甘草湯だいおうかんそうとうが適。お腹を痛めず通便させます。コロコロ便の場合は、麻子仁丸ましにんがんが適。腸の粘膜を潤しコロコロ便を解消させます。いきんでも出にくい場合、腸の蠕動運動を改善させる小建中湯しょうけんちゅうとうが適。残便感がある場合にも効果あり。便軟かく残便感のある場合、便の状態を整える半夏瀉心湯はんげしゃしんとうが適。宿便がありお腹が張る場合、通便作用と炎症を抑える三黄瀉心湯さんおうしゃしんとうが適。宿便で便の色が黒い場合、瘀血を除き血行促進させる作用のある桃核承気湯とうかくじょうきとうや、抵当丸ていとうがんが適です。

手の少陽三焦経:天井 てんせい

肘後面、肘頭の上方1指凹み部に取ります。主治:片頭痛、てんかん、難聴、肘関節痛、頚部痛。