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月別アーカイブ: 2022年10月

自律神経の乱れに関して64

自律神経を安定させる意外なテクニックは、「イライラに効く胸鎖乳突筋もみ」です。胸鎖乳突筋は、首の横を、耳の下から鎖骨まで走っている筋肉で、ここには、脳と体をつなぐ重要な血管やリンパ管、神経が走り、ツボも並んでいます。胸鎖乳突筋は、ストレスで凝りやすく、脳や自律神経の働きに悪影響を及ぼしやすくなります。胸鎖乳突筋を優しくもむ事で、凝りがほぐれ自律神経が整い、イライラ解消となります。ぜひお試しくださいね。

実用・東洋医学:不眠症7

「食養」不安感が強くて眠れない場合は、気持ちを鎮めるシソやシナモンが適。夜寝る前にシソ酒をお湯で割ったり、シナモンティー、黒豆酒を飲んで気持ちを鎮め、眠りましょう。黒豆酒は、黒豆を少し炒って二倍量の日本酒に5日程つけて、寝る前に適量飲みます。腰痛や関節痛にも効きます。

ツボ紹介:上廉 じょうれん

手の陽明大腸経のツボで、前腕の後外側、親指と肘関節シワ外側端間線上の肘から3指下に取ります。主治として、頭痛、腹痛、下痢、ぜんそく、片麻痺、橈骨神経痛。効能として、経絡の通りをよくする。気のめぐりを改善して、腑気の通りをよくする。

自律神経の乱れに関して63

自律神経を安定させる意外なテクニックは、体を動かして、頭をからっぽに!自律神経失調症は、脳疲労を伴います。悩みやストレスで、思考が負のループを繰り返します。抜け出すコツは、「問答無用でとにかく行動する」ことです。頭をからっぽにして、いったんリセット。掃除や洗濯、模様替えなどをこなす事で達成感とともに悩みが吹っ飛びます。堂々巡りの思考を断ち切れます。ぜひお試しくださいね。

実用・東洋医学:不眠症6

「ツボ紹介」どのタイプの不眠にも有効なのが、かかと中央の失眠しつみんが適。灸や青竹踏みで刺激します。気によるものは、頭部の百会ひゃくえや手のひらの労宮ろうきゅうに灸や指圧で刺激します。水と冷えによるものは、足裏の湧泉ゆうせんに灸をします。

ツボ紹介:消れき しょうれき

手の少陽三焦経のツボで、上腕の後面、肘頭から5~6指上に取ります。主治として、頭痛、てんかん、項背部のこわばり、上腕神経痛、頸腕症候群。効能として、体内の熱を冷まし、風邪を追い出す。精神を穏やかにして、痙攣を止める。

実用・東洋医学:不眠症5

「漢方薬・続き」貧血で疲れやすく、体も疲れていても寝つけない場合は、加味帰脾湯かみきひとうが適。水分代謝が悪く、へそ〜みぞおちに動悸があって眠れない場合は、苓桂朮甘湯りょうけいじゅつかんとうが適。冷えが強く、トイレが近い場合の不眠には、真武湯しんぶとうや苓姜朮甘湯りょうきょうじゅつかんとうが適。へそのあたりで動悸がする場合は、苓桂甘棗湯りょうけいかんそうとうが適。

実用・東洋医学:不眠症4

「漢方薬」心配性で不安感が強く、よく夢を見て、体力なく疲れやすい人は、神経鎮静作用のある桂枝加竜骨牡蠣湯けいしかりゅうこつぼれいとうが適。同じような症状でも体力あり、便秘がちの人は、柴胡加竜骨牡蠣湯さいこかりゅうこつぼれいとうが適。のぼせて顔がほてったり、動悸で眠れない人は、消炎・鎮静作用のある加味逍遥散かみしょうようさんが適。足が冷えて頭がのぼせる、上半身に汗をかきやすい人は、桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん。同様なタイプで便秘な人は、桃核承気湯とうかくじょうきとうが適。

ツボ紹介:承霊 しょうれい

足の少陽胆経のツボで、頭部の前髪際から4指で、瞳孔線上との交点に取ります。主治として、頭痛、片頭痛、めまい、眼痛、鼻炎、鼻ポリープ、ぜんそく、上肢痛。効能として、経絡の通りをよくして、痛みを止める。肺の気を巡らせ、鼻の機能を改善する。

自律神経の乱れに関して62

自律神経によい運動は、心と体を整えるスクワット。自律神経の調整には、ある程度の筋肉保持が大切です。それによって血液循環や代謝がよくなり、自律神経が安定します。免疫力も高まり、うつ防止のマイオカインというホルモンも分泌されます。手軽な運動で、大きな筋肉を鍛えられるのがスクワットです。ぜひお試しくださいね。