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月別アーカイブ: 2022年4月

実用・東洋医学:風邪

かぜは、寒くて乾燥する季節に流行します。寒さの厳しい12月〜3月と、花冷えの4月、冷房を使い始めの6月頃にはやります。風邪やインフルエンザは、寒くて乾燥する環境で活発になります。特にのどや鼻の粘膜が乾燥しているとウイルスが取り付きやすいので、注意して下さい。当施術院で、全身施術による「気・血・水」のめぐり改善で、ご自身の自然治癒力を促します。風邪に負けるな!ぜひ、ご体感くださいね☺️

ツボ紹介:頭竅陰 あたまきょういん

足の少陽胆経のツボで、頭部の乳様突起の後上方で、耳のほぼ中央外縁輪郭部(後ろ固い出っ張った骨)の窪みに取ります。主治として、頭痛、めまい、頚項部のこわばり・痛み、口苦、難聴、耳の痛み、胸脇痛。効能として、肝の異常な亢進を落ち着かせて、内風を鎮めます。耳の聞こえをよくします。

トリガーゾーン治療:板状筋群

板状筋群を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、板状筋群を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
A後頚部の痛み、B頭頂部の痛み、C後頭部の痛み、C眼の痛み、E側頭部の痛み。【A>Eなので、その症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉頚板状筋の日常動作は、頭を後ろに反らしたり、左右にひねる動作。(起始)第3〜6胸椎棘突起
(停止)第1.2頚椎横突起。首凝りの原因になります。温める事も大事ですよ☺️

ツボ紹介:足臨泣 あしりんきゅう

足の少陽胆経のツボで、足の甲の第4中足骨底と第5中足骨底の接合部の凹みに取ります。足指の根元薬指と小指の又に取ります。主治として、片麻痺、マラリア、頭痛、めまい、急性乳腺炎、頚部リンパ節、結核、下肢痛、胆石症、腰痛。効能として、経絡の通りをよくします。肝の異常な亢進を落ち着かせ、内風を鎮めます。痰を除き、腫れを解消します。足臨泣も鍼でよく活用しますよ☺️

トリガーゾーン治療:僧帽筋

僧帽筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、僧帽筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
A後頭部の痛み、B後頚部の痛み、C側頭部の痛み、D眼の痛み、D頬の痛み、D肩甲間部の痛み。【A>Dなので、その症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉僧帽筋:日常動作として、肩甲骨の動きに関与。腕を持ち上げる動作の補助。相手を引き寄せる動作。(起始)後頭骨、第1〜7頚椎靭帯、第1〜4胸椎腱膜、第5〜12胸椎棘突起。(停止)鎖骨後ろ外1/3、肩峰、肩甲棘。上肢を引っ張り上げる働きです。僧帽筋も首、肩コリに関連しているので、施術を入念にします。

ゴールデンウィーク開設しています!

4/29〜5/5の旗日、休日は、休まず開設しています。全身施術でリフレッシュ!お待ちしています☺️

ツボ紹介:足通谷 あしつうこく

足の太陽膀胱経のツボで、足、小指の側面で、指ツメ先をかかと側に撫で、2つ目の骨出っ張り手前の凹みに取ります。中足指節関節を飛び越え、ツメ側凹みとなります。主治として、精神不安、頭痛、めまい、鼻出血、マラリア、しもやけ。効能として、心を穏やかにして、精神を安定させます。体内の熱を冷まし、感染症を抑えます。

トリガーゾーン治療:側頭筋

側頭筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、側頭筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
A眼の痛み、B側頭部の痛み、C歯の痛み。【A>B.Cなので、その症状のAのものから、治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉側頭筋:日常動作は、下顎を動かす。歯を食いしばる。(起始)側頭窩
(停止)下顎骨筋突起。物を噛み締める為の筋肉です。

ツボ紹介:足三里 あしさんり

足の陽明胃経のツボで、すねの前面、膝下3〜4指外側の前脛骨筋上に取ります。主治として、胃痛、嘔吐、下痢、食欲不振、急性乳腺炎、精神不安、ぜんそく、咳嗽。効能として、胃の機能を改善し、上がった気を下降させます。脾の機能を改善し、痰を取り除きます。正気を補い、増やします。当施術院でも、よく活用するツボです。

トリガーゾーン治療:後頭下筋群

後頭下筋群を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、後頭下筋群を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
A側頭部の痛み、D後頭部の痛み
Aの症状より、後頭下筋群の治療が重要で、優先すべき筋肉です。〈参考〉後頭下筋群は、後頭部にある筋肉で、大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋の集まリです。当施術院の施術では、4/22胸鎖乳突筋と後頭下筋群をよく活用します。当該筋肉がほぐれると、「気・血・水」のめぐりがすこぶる良くなります。ぜひご体感くださいね☺️