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実用・東洋医学:腱鞘炎5

「漢方薬」関節が炎症して熱を持っいる場合には、発汗させて関節の筋肉を緩める働きの葛根湯かっこんとうと関節の水分代謝を促し炎症を改善させる越婢加朮湯えっぴかじゅつとうの処方を合わせた葛根湯合越婢加朮湯が適。患部の血行が悪い場合には、血行を改善させる温清飲うんせいいんが適。患部が冷えている場合には、葛根湯合桂枝加朮附湯かっこんとうごうけいしかじゅつぶとうが適。体全体を温めしびれるような関節痛を治す働きがあり、むくみがある場合にも有効です。

手の陽明大腸経:肩髃 けんぐう

肩周囲部、肩関節を90°外転すると肩峰の前後2つの凹み出来て、前の凹みに取ります。主治:湿疹や皮膚病、上肢の痛み・麻痺。

11月祝日営業致します。

11/3文化の日、11/23.24勤労感謝の日及び振替休日は平常営業です。ぜひご活用くださいね。

実用・東洋医学:腱鞘炎4

「養生」仕事の合間に肩関節回しや手首回し。すでに筋肉が収縮していると多少の痛みを感じますが、継続的に実践していると肩や手首にたまった緊張がほぐれ血行が改善します。何事も継続的に行うのがポイントです。

手の陽明大腸経:臂臑 ひじゅ

上腕外側、三角筋前縁で肘シワ外側から上7指に取ります。主治:眼疾患、肩関節痛、上肢麻痺。

実用・東洋医学:腱鞘炎3

治療は患部が熱を持っている場合には、湿布をしてお風呂などで温めないようにして漢方薬等で肩から患部にかけて汗をかかせる様にします。そのうえで体全体を温め血流をよくして筋肉の働きを促していきます。患部が冷えている場合でもあまり温め過ぎず体温程度に保温して、体全体を温め血流を促します。

手の陽明大腸経:手五里 てごり

上腕外側、肘を曲げた際出来るシワ外端の上3指に取ります。主治:肘や上肢痛、吐血、咳嗽、リンパ節の腫れ。

実用・東洋医学:腱鞘炎2

発症には気温も大きく影響していて温度差の激しい季節は要注意。特に寒い時期は筋肉の収縮率が高まり腱が痛みやすいです。また、湿度の高い時期にも注意が必要です。むくみやすい人に起こしやすい傾向があります。

手の陽明大腸経:肘髎 ちゅうりょう

肘後外側、上腕骨外側上顆上の前縁に取ります。主治:肘・上肢痛、感覚麻痺、痙攣。

実用・東洋医学:腱鞘炎1

手や指を酷使する仕事の方になりやすい疾患です。また、肩から背中につながる一連の経筋のどこかにひずみが生じ起こる事もあり。このひずみは、頸椎や胸椎、肩関節、肩甲骨のどこかにあると生じます。このひずみが腕の筋肉に緊張や縮みをもたらし腕末端で負荷のかかり指に初症状が現れます。初期は指や手の痛みから、肘や腕全体に及んでいきます。軽度のうちに治していきましょう。