「吐いたほうがよい場合も・・・。」嘔吐は苦しいので、吐き気がなくなるまで我慢する事も多いですが、吐いてしまった方がよい場合があります。食中毒や食べ過ぎ、飲みすぎなどによる吐き気は、吐くとスッキリする事が多い為、そのまま吐いてしまってください。ただし、嘔吐は体力を消耗します。安静にして、食べ物を受け付けるようになったら、薄味のスープなどを飲みます。
足の太陰脾経のツボで、前胸部、第3肋間で前正中線から6〜7指外側に取ります。脇上の凹み部です。主治として、背部痛、肋間神経痛、胸膜炎。効能として、肝気のうっ滞を改善して、気のめぐりを改善する。胸のつかえを取り除き、痛みを止めます。
長趾伸筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、長趾伸筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記 A足背の痛み。〈参考〉長女伸筋:日常動作は、つま先を反らせる。歩く。走る。(起始)腓骨の頭と前縁、脛骨の外側顆、骨間膜。(停止)第2〜5趾の指背腱膜や末節骨底。 つま先の動きを手助けします。
嘔吐の原因でよく見られるのは、食べ過ぎ、二日酔い、食あたり、かぜ、つわりなどです。そのような原因でなく吐き気とともに腹痛を伴う場合は、腸閉塞の疑いが、また、頭痛や腹痛、発熱、けいれんなどを伴う場合は、脳出血などが心配です。直ちに受診しましょう。
督脈のツボで、後頭部、後正中線上で、外後頭隆起より1.5〜2指上に取ります。主治として、精神不安、手足のひきつけ、頭痛、めまい、不眠、嘔吐。効能として、肝の異常な亢進を落ち着かせて、内風を鎮める。心を穏やかにして、精神を安定させます。
母趾外転筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、母趾外転筋を治療する事で、下記症状ノ痛みを改善させます。 記 Cかかとの痛み、F足関節の痛み。【A>Fなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉母趾外転筋:(起始)踵骨隆起の内側突起 (停止)第1趾の内側種子骨を介して基節骨底に停止。
「食養」吐き気のある場合は、ショウガや果物のカキ、ダイコン、梅肉がお勧めです。ショウガは吐き気止めにすぐれた効果を持ち、辛味成分のジンゲロンや、ショウガオールは吐き気を抑え、食欲を増進させます。果物のカキは、二日酔い防止や酔い覚ましの民間薬として有名です。頭痛や動悸がする場合は、水をたくさん飲み、血中のアセトアルデヒドの排出を促しましょう。頭痛には、熱を冷ますキュウリの塩もみなどもお勧めです。
足の厥陰肝経のツボで、鼠径部、恥骨結合上縁と同じ高さで、前正中線の2〜3指外側に取ります。主治として、下腹部痛、鼠径部痛、睾丸腫痛、会陰痛。効能として、肝気のうっ滞を改善して、気の流れを良くする。腫れを抑えて、痛みを止めます。
長母趾屈筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、長母趾屈筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記 D足底の痛み、E足関節の痛み。【A>Eなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉長母趾屈筋:日常動作は、立位でバランスをとる。サーフィンやスキー動作。(起始)腓骨後面の遠位2/3、隣接する骨間膜。(停止)第1末節骨底。 足の親指を曲げる働き。
「ツボ紹介」吐き気にはない上肢の手三里てさんりや、合谷ごうこくを指圧しましょう。頭痛には、百会ひゃくえや肩井けんせいを指圧。のぼせ、動悸には、足裏の湧泉ゆうせんを痛みを感じる位強く指圧しましょう。