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月別アーカイブ: 2025年8月

実用・東洋医学:不眠症8

「ツボ」不眠には、足のかかとにある失眠しつみんに青竹踏みをおすすめします。気による不眠には、頭頂の百会ひゃくえや手のひらにある労宮ろうきゅうに指圧刺激します。水や冷えには、足裏中央にある湧泉ゆうせんにお灸をしてみて下さい。青竹踏み刺激も効きます。

任脈:華蓋 かがい

前胸部、前正中線上で、第1肋間と同じ高さに取ります。主治:胸痛、咳嗽、気喘息、咽頭部痛。

実用・東洋医学:不眠症7

「漢方薬」続き:貧血で疲れやすい、体が疲れて寝つけない場合は、加味帰脾湯かみきひとうが適。水分代謝悪くおヘソ周辺に動悸があり眠れない場合は、苓桂朮甘湯りょうけいじゅつかんとうが適。冷え強くトイレ近い場合の不眠には、真武湯しんぶとうや、苓姜朮甘湯りょうきょうじゅつかんとうが適。おヘソの辺りに動悸がする場合は、苓桂甘棗湯りょうけいかんそうとうが適です。

任脈:紫宮 しきゅう

前胸部、前正中線上で、第2肋間と同じ高さに取ります。主治:胸痛、咳嗽、気喘息、嘔吐、吐血、喀血。

実用・東洋医学:不眠症6

「漢方薬」心配性、不安感強く夢を見る、体力なく疲れやすい場合は、神経鎮静作用のある桂枝加竜骨牡蛎湯けいしかりゅうこつぼれいとうが適。同じ症状+体力あり便秘の場合は、柴胡加竜骨牡蛎湯さいこかりゅうこつぼれいとうが適。不安感強く胸苦しい場合は、しししとうが適。のぼせで顔ほてり動悸で不眠の場合は、消炎・鎮静作用のある加味逍遙散かみしょうようさんが適。足冷え頭のぼせ、上半身に汗をかきやすい場合は、桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。同様の症状+便秘の場合は桃核承気湯とうかくじょうきとうが適です。つづく。

任脈:玉堂 ぎょくどう

前胸部、前正中線上で、第3肋間と同じ高さに取ります。主治:胸痛、咳嗽、気喘息、嘔吐、胸脇部痛。

実用・東洋医学:不眠症5

「養生」緊張は不眠の原因です。手軽なリラックス法。寝る前に、ぬるめの風呂に入ったり薬酒を飲むなど、血液循環をよくして緊張をほぐしましょう。また、タマネギには精神不安を解消させる硫化アリルが含まれています。スライスしたタマネギを枕元に置いて寝てみてください。

任脈:膻中 だんちゅう

前胸部、前正中線上で、第4肋間と同じ高さに取ります。主治:胸痛、気喘息、咳嗽、しゃっくり、乳汁分泌不全。

実用・東洋医学:不眠症4

③水すいによるもの。恐怖感を覚えやすく眠れない。若白髪になりやすく、抜け毛が多い傾向あり。水分代謝を促し不眠を改善させましょう。

任脈:中庭 ちゅうてい

前胸部、前正中線上で、胸骨体下端の中点に取ります。主治:胸痛、嘔吐、気喘息、胸腹脹満、心痛、胃酸過多。