オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2025年7月

実用・東洋医学:貧血1

貧血は血液中で酸素を取り入れる働きの赤い色素ヘモグロビンの量が減って起こる疾患です。内臓や器官にまわる酸素不足により機能低下して、様々な症状が現れるます。息切れや冷え性、下肢のむくみ他。東洋医学では、①胃腸機能が悪い場合、②婦人科系が弱い場合、血液成分が不足している場合の3つのタイプに分けて考えます。

督脈:脳戸 のうこ

後頭部、外後頭隆起上方の凹みに取ります。主治:めまい、精神不安、頭痛、項部のこわばり、視力低下。

実用・東洋医学:痩せすぎ7

「食養」冷え性や胃腸の冷えの為、冷たい飲み物や生野菜、生物、油ものはNGです。温かいものを摂りましょう。胃腸が弱い場合は、サンショウの実やショウガ、クローブなどの香辛料料理が適。神経質でストレスと闘っている人は、シソやユリ根、ナツメ、サンザシが適です。

督脈:風府 ふうふ

項頚部、後正中線上で、外後頭隆起の直下左右僧帽筋間凹みに取ります。主治:頭痛、精神異常、めまい、項部のこわばり、失語。

実用・東洋医学:痩せすぎ6

「ツボ」胃腸が弱い場合は、腰部の脾兪ひゆ→胃兪いゆ→三焦兪さんしょうゆの順にお灸をします。ストレスによる食欲不振の場合は、頭頂の百会ひゃくえ→脾兪→胃兪の順にお灸をします。ぜひお試しくださいね。

督脈:瘂門 あもん

項頚部、後正中線上で、第2頚椎棘突起下方の凹みに取ります。主治:失語、てんかん、鼻血、頭痛、項部のこわばり。

実用・東洋医学:痩せすぎ5

「漢方薬」胃下垂や食欲不振、疲れやすい、寝汗の場合、胃腸機能を改善して体力をつける補中益気湯ほちゅうえっきとうが適。胃下垂や下痢、胃内停水の場合は、胃腸の水分代謝を改善させる六君子湯りっくんしとうが適。胃が冷え痛みある場合、胃腸を温め消化機能を高める人参湯にんじんとうが適。ストレスによる胃の痛み、胸やけの場合は、安中散あんちゅうさんが適。緊張しやすくのぼせやイライラ、おヘソ周りの動悸の場合は、不安感を改善させる苓桂甘棗湯りょうけいかんそうとうが適です。

督脈:大椎 だいつい

項頚部、後正中線上で、第7頚椎棘突起下方の凹みに取ります。主治:熱病、咽頭部痛、咳嗽、感冒、寝汗。

実用・東洋医学:痩せすぎ4

「お手軽レシピ」胃腸の消化を助けるサンザシ粥。材料4人分:米1カップ、水10カップ、サンザシ50g。作り方①サンザシは種を取り薄切りにします。②鍋に米とサンザシ、水を入れ、米が軟らかくなるまで炊く。注意:サンザシはドライフルーツやお菓子になったものでもOK、使用する場合は、最初から入れず、出来上がり5分前に入れてくださいね。

督脈:陶道 とうどう

上背部、後正中線上で、第1胸椎棘突起下方の凹みに取ります。主治:頭痛、熱病、背部痛、頭重。