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月別アーカイブ: 2025年9月

実用・東洋医学:認知症予防5

「お手軽レシピ」気のめぐりをよくするユリ根粥。材料4人分:米1カップ、ユリ根1株、シソの葉2枚、塩少量。作り方①米は洗ってザルにあげ、ユリ根もよく洗い1片ずつはがします。②鍋に米と水10カップを入れ最初は強火、のちに弱火に1時間炊きます。③鍋にユリ根を投入して更に30分炊き塩を加えます。④器にもり細切りしたシソの葉を乗せます。ぜひお試しください。

奇穴:胆嚢点 たんのうけつ

膝下外側の腓骨頭前下方の1指下に取ります。主治:胆石症、胆嚢炎、胸脇痛、下肢痛。

実用・東洋医学:認知症予防4

③腎の精気不足の場合。腎の精気は生命力の源泉で脳の機能もつかさどっています。腎の精気が不足すると、疲れやすく頭がボーッとしやすくなります。他、不眠や頻尿、足腰弱いなどの症状あり。腎の精気不足を補って予防しましょう。

奇穴:内膝眼 ないしつがん

膝お皿下内側、膝蓋靭帯の内方の凹みに取ります。主治:膝関節痛、下肢痛、中風。

実用・東洋医学:認知症予防3

②気のめぐりが悪い場合。ストレス発散出来ずがまんする事が多いタイプの人は、気のめぐりが悪い傾向あり。それにより脳の働き鈍り思考能力が落ち認知症を進行させる原因となります。気の流れを改善させて予防しましょう。

奇穴:鶴頂 かくちょう

膝上、膝蓋骨底中央の凹みに取ります。主治:膝関節痛、下肢の麻痺。

実用・東洋医学:認知症予防2

①血が滞る瘀血の場合。のぼせ症状、上半身に汗、アザが出来やすいタイプの方は、瘀血と便秘が重なり血の流れが悪くなると脳の血流も滞りがちになり認知症のリスク大。瘀血を取り除き予防しましょう。

実用・東洋医学:認知症予防1

東洋医学では脳の働きも腎と深い関係があると考えます。腎の機能に知的活動や生殖機能もつかさどっており、恋愛感情や知的活動は脳を活性化させて認知症の進行を防ぎ改善させる働きあり。認知症を①血が滞る瘀血の場合、②気のめぐりが悪い場合、③腎の精気が不足している場合の3つに分けて予防法を考えます。

奇穴:四縫 しほう

手のひら、人差し指から小指の近位指節関節シワ中央に取ります。主治:小児の消化器疾患・ヒステリー。

実用・東洋医学:老化防止7

「食養」ヤマイモ(滋養強壮にすぐるれた食物)やクルミ(腎機能を高め腰痛や頻尿に効果あり)、黒豆は適。また、シソやユリ根、シナモンは気の不足を補いめぐりをよくします。サフランやベニバナは血流を促しこれも適です。