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月別アーカイブ: 2023年4月

実用・東洋医学:発熱1

発熱はかぜのような軽い感染症でよく見られる症状です。発熱と伴に寒けや頭痛がする場合はかぜです。高熱が出て関節痛の場合は、インフルエンザを疑います。扁桃炎は、のどに赤い腫れと痛みがあります。腎炎では、高熱、胸のむかつき、吐き気に加え腰や背中の痛みを伴います。病気が軽い場合は、安静にして、汗をかくと治ります。高熱が続き、熱が下がらない場合は、医療機関です。東洋医学では、病気の初期か、数日続いている発熱かの2つに分け考えます。

ツボ紹介:れい兌 れいだ

足の第2指、爪の根元で小指側際に取ります。主治として、悪夢、精神不安、顔面浮腫、顔面神経麻痺、歯痛、口内炎、車酔い。効能として、胃の火邪を除き、機能を改善する。鎮静にして、精神を安定させる。

実用・東洋医学:抜毛・白髪8

「食養」チョコレートやケーキなど、砂糖や脂肪分が多く含まれる甘いものはNG。髪には、胡麻、クルミ、カボチャの種。ゴマは、黒、白、茶のうち、黒ゴマがお勧めです。腎機能を丈夫にして、血を補う働きもあり、髪の他、肌の健康にもよいです。すり潰して常食しましょう。クルミも腎機能を高める働きがありよいです。市販されているものは、塩分が濃いので食べ過ぎはNG。カボチャの種には、毛髪に大切なミネラルである亜鉛が豊富に含まれています。フライパンでから炒りして、毎日20粒位食べましょう。

ツボ紹介:蠡溝 れいこう

足の厥陰肝経のツボで、スネの前内側、脛骨内側面の中央、内くるぶし〜膝間、内くるぶし側1/3に取ります。主治として、月経不調、おりもの、陰部掻痒、鼠径部痛、小便不利、睾丸腫瘍、腰背部拘急。効能として、気のめぐりを改善して、月経を調整する。体内の熱を冷まし、余分な水分を出す。腫れを抑えて、かゆみを止める。

実用・東洋医学:抜毛・白髪7

「ツボ紹介」首や肩にコリがあると頭皮の血流が悪くなり、抜毛や白髪の原因となります。首や肩のコリを解消するには、頭頂の百会ひゃくえ→肩部の肩井けんせいの順にお灸をします。のぼせが強い場合には足裏の湧泉ゆうせんにお灸をします。

ツボ紹介:霊墟 れいきょ

足の少陰腎経のツボで、前胸部の第3肋間で正中線より2指外側に取ります。主治として、咳嗽、ぜんそく、胸脇脹痛、嘔吐、急性乳腺炎、肋間神経痛。効能として、胸のつかえを取り除き、気のめぐりを改善する。上がった気を下降させ、せきを止める。

実用・東洋医学:抜毛・白髪6

「漢方薬」足が冷えて頭がのぼせる、イライラ、頭痛、肩こりの場合、瘀血を解消させ、頭皮の血の滞りを治す桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。同様の症状+便秘には、桃核承気湯とうかくしょうきとうが適。ストレスが多く、不眠の場合、気のめぐりをよくして、頭皮の円形脱毛症にもよい、桂枝加竜骨牡蠣湯けいしかりゅうこつぼれいとうが適。同様の症状+便秘には、柴胡加竜骨牡蠣湯さいかりゅうこつぼれいとうが適。高齢や病後など、腎の働きが弱り、髪が抜ける場合、腎を丈夫にして髪の健康を守る八味丸はちみがんが適。この処方は、冷え性や足腰弱く、夜中トイレによく行く人に向きます。

ツボ紹介:梁門 りょうもん

足の陽明胃経のツボで、おヘソから4指上で、正中線から2指外側に取ります。主治として、胃痛、嘔吐、食欲不振、軟便、糖尿病、腹中のしこり。効能として、胃の機能を改善して、上がった気を下降させる。食積を解消する。

実用・東洋医学:抜毛・白髪5

「養生」生薬療法【ツルドクダミ・センブリ】漢方生薬でツルドクダミは、若白髪や抜毛予防に効果あり。乾燥させたツルドクダミの根3gを2カップの水で半分の量になるまで煮詰め、煮汁を飲みます。抜毛予防には、センブリのリンスがお勧めです。洗面器にセンブリ1本を入れ、熱湯を注いで2~3分おいたものをリンスとして使います。お試しください。

ツボ紹介:梁丘 りょうきゅう

足の陽明胃経のツボで、太ももの前外側、膝のお皿の外側2指上に取ります。主治として、胃痛、膝痛、急性乳腺炎。効能として、胃の機能を改善して、腫れを抑える。精神を穏やかにして、痛みを和らげる。