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日別アーカイブ: 2023年4月11日

実用・東洋医学:ホットフラッシュ・多汗5

「漢方薬」生理不順や生理痛があり、冷えのぼせが強く、ホットフラッシュの場合、瘀血を解消させてのぼせ症状を取り去る桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。のぼせに伴い精神不安やイライラにも効果あり。同じ症状+便秘には、桃核承気湯とうかくじょうきとうが適。不安感が強く、神経質な人は、気のめぐり悪化からホットフラッシュになり、気分の高まりやイライラ、動悸、不眠、のぼせあり。のぼせを下げ、動悸を鎮め、神経を安定させる桂枝加竜骨牡蠣湯けいしかりゅうこつぼれいとうが適。この処方は、人前で話したり、試験等緊張する場面で多汗するタイプにも効きます。

ツボ紹介:湧泉 ゆうせん

足の少陰腎経のツボで、足裏中央上部のもっともくぼんだ所に取ります。主治として、めまい、頭頂部痛、失声症、高血圧症、精神不安、意識障害、咽喉痛、足底のほてり。効能として、肝の異常な亢進を落ち着かせて、内風を鎮める。意識を回復させる。心熱を取り除き、火邪を除く。