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月別アーカイブ: 2022年8月

自律神経の乱れに関して6

交感神経と副交感神経は逆の作用を持っています。血管は、コ:収縮、フ:拡張。血圧は、コ:上昇、フ:下降。心拍は、コ:速い、フ:ゆっくり。筋肉は、コ:緊張、フ:弛緩。胃腸は、コ:抑制、フ:活発。発汗は、コ:促進、フ:抑制。呼吸は、コ:浅い、フ:深い。☆交感神経と副交感神経は、同時に高める事でバランスが整います。

実用・東洋医学:低血圧1

東洋医学では低血圧も、貧血や冷え性とほぼ同じような傾向を持つ疾患と考えています。いずれも、疲れやすい、朝は起きづらい、下半身が冷えやすいなどの症状が現れます。原因は、婦人科系が弱い場合、胃腸が弱い場合、気力不足の場合、腎が弱く水分代謝が悪い場合の4つに大別出来ます。

ツボ紹介:五処 ごしょ

足の太陽膀胱経のツボで、前頭部、前髪際から上方1指で、前正中線より1.5指外側に取ります。主治として、頭痛、めまい、羞明しゅうめい、視力低下、てんかん、小児のひきつけ。効能として、風邪を追い出して体内の熱を冷ます。視力を回復させたり、痙攣を止める。

自律神経の乱れに関して5

自律神経の交感神経と副交感神経の働き方は、原始人の生活そのものです。太古の昔、日の出とともに狩りや漁をして、日暮れとともに休息をとるパターンでした。交感神経と副交感神経の基本的な働き方は、その時代と変わっていません。現代社会でそのような暮らしは無理ですが、出来る限り原始人の生活からかけ離れないよう、昼夜のメリハリをつけ、自律神経の安定を図りましょう。

実用・東洋医学:高血圧8

「食養」先ず大事なのは、塩分や香辛料を控えましょう。瘀血の人は、チョコレートやエビ、カニ、ホタテ、アルコール類を控えます。セロリやトマト、柿は血圧を下げてくれる食べ物です。市販のトマトジュースは塩分を多く含む為、NG。生のトマトを食べるか、自分で搾って飲みましょう。柿はのぼせを冷ます働きもあり、のぼせるタイプの人にグッドです。

ツボ紹介:巨骨 ここつ

肩周囲部、鎖骨の肩峰端と肩甲骨の肩甲棘との間凹みに取ります。押さえると圧痛を感じます。主治として、頸部リンパ節結核、小児のひきつけ、肩関節周囲炎、上肢痛。効能として、気のめぐりを改善し、できものを解消する。精神を穏やかに鎮める。

自律神経の乱れに関して4

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。交感神経は、心身を活動的な『戦闘モード』にする神経、副交感神経は心身を休ませて『リラックスモード』にする神経です。この2種類の自律神経がバランスをとりつつ協調して働く事で、私達の心身の状態は健常に保たれています。主に日中は交感神経が高まって活動的な状態を保ち、夕方〜夜間は、副交感神経が高まって、心身が十分に休息出来る仕組みになっています。ただし、胃腸などの消化器は、他の多くの器官とは逆に、交感神経によって働き抑制され、副交感神経によって高まります。緊急時には、消化器以外の筋肉などに血液を送る必要があるからです。

実用・東洋医学:高血圧7

「ツボ紹介」頭の百会ひゃくえ、後頸部の天柱てんちゅう、肩部の肩井けんせい、足底部の湧泉ゆうせんに灸をします。頭〜足の順にすえましょう。逆にすると“のぼせ”が強くなります。

ツボ紹介:巨闕 こけつ

任脈のツボで、上腹部、頬骨体の下端から2指下に取ります。主治として、胸痛、咳嗽、心痛、心悸亢進、精神不安、てんかん、健忘、胃痛、嘔吐、しゃっくり、黄疸。効能として、心を穏やかにして、精神を安定させる。胸のつかえを取り除き、痛みを止める。

自律神経の乱れ3

自律神経は、内臓器官の機能に関係しています。意思と無関係に臓器や器官を調整。交感神経と副交感神経があります。「呼吸や心拍数の調整。血圧や体温の調整。唾液や消化液の分泌。汗取りかく。等」自律神経は自分の意思でコントロールする事が出来ません。