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自律神経の乱れに関して4

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。交感神経は、心身を活動的な『戦闘モード』にする神経、副交感神経は心身を休ませて『リラックスモード』にする神経です。この2種類の自律神経がバランスをとりつつ協調して働く事で、私達の心身の状態は健常に保たれています。主に日中は交感神経が高まって活動的な状態を保ち、夕方〜夜間は、副交感神経が高まって、心身が十分に休息出来る仕組みになっています。ただし、胃腸などの消化器は、他の多くの器官とは逆に、交感神経によって働き抑制され、副交感神経によって高まります。緊急時には、消化器以外の筋肉などに血液を送る必要があるからです。