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月別アーカイブ: 2024年11月

実用・東洋医学R:ニキビ・肌荒れ2

「便秘に関係している場合」便秘により排泄されない毒素が体に溜まり、それがニキビや吹き出物、肌荒れとなります。毎日排便があっても出きらない宿便が残り、肌が黒みがかったり黄色味がかったり荒れたりします。便秘によるニキビや吹き出物は、鼻周辺に出やすいです。対策として便秘を解消させて治していきます。

手の少陰心経:少衝 しょうしょう

小指の第4指側爪根元隅際に取ります。主治:心痛、動悸、胸脇部痛、咽頭痛、熱中症。

実用・東洋医学R:ニキビ・肌荒れ1

ニキビや吹き出物は脂っこい物の摂りすぎ、睡眠不足、ストレスなどがあると生じやすいです。東洋医学では《肌は内臓の鏡》。ニキビや肌荒れは体調の悪い場合によく起こります。原因は①便秘に関係している場合、②生理に関係している場合、③食べ物に関係している場合の3つに分けて考えます。

手の少陰心経:少府 しょうふ

手掌、第4・第5中手骨の間で、こぶしを作り手掌と小指の先端が当たる所に取ります。主治:心痛、陰部の痛み、小便不利、小指の痛み。

実用・東洋医学R:副鼻腔炎8

「食養」甘い物、香辛料、もち米、タケノコはNGです。特にチョコレートやココアは厳禁。肉類の過食やチーズのとり過ぎも注意。好みにより洋菓子や和菓子は3日など間隔をおいて食べましょう。長ネギの白い部分(体を温め鼻水を止める作用)やショウガ(体を温め鼻水を止める作用)、クズ、シナモン、ナツメは効果のある食べ物です。

手の少陰心経:神門 しんもん

手関節前内側、尺側手根屈筋腱の橈側縁で手首シワ上に取ります。主治:心痛、不眠、健忘、寝汗、五心煩熱、認知症。

実用・東洋医学R:副鼻腔炎7

「ツボ」後頭骨近くの風池ふうち(鼻粘膜の炎症に効果)や天柱てんちゅう(鼻詰まりに効果)、前頭部の上星じょうせい(鼻粘膜の炎症に効果)、膝下スネ部の足三里あしさんり(胃腸を丈夫にして体質改善させる働き)にお灸をします。お試しください。

手の少陰心経:陰郄 いんげき

前腕前内側、尺側手根屈筋腱の橈側縁で、手首シワから上方0.5指に取ります。主治:心痛、動悸、寝汗、吐血、失語症。

実用・東洋医学R:副鼻腔炎6

「漢方薬」鼻詰まり、粘った鼻汁、頭痛、首肩凝りの場合、首肩の緊張緩和、鼻副鼻腔の炎症や充血を改善させる葛根湯加川芎辛夷かっこんとうかせんきゅうしんいが適。くしゃみや透明で水っぽい鼻汁が沢山出る場合、胃腸を温め呼吸器の余分な水分を取り去る小青竜湯しょうせいりゅうとうが適。慢性化した副鼻腔炎には虚弱体質を治して呼吸器を丈夫にする小柴胡湯加石膏しょうさいことうかせっこうが適。石膏は炎症を鎮める働きの生薬です。

手の少陰心経:通里 つうり

前腕前内側、尺側手根屈筋腱の橈側縁で、手首シワから上方1指に取ります。主治:心痛、構音障害、手関節痛、寝汗、不正性器出血。