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月別アーカイブ: 2025年6月

実用・東洋医学:虚弱体質1

虚弱体質の方は、両親からもらった先天の気が弱い場合と、食べ物など後天の気が十分でない場合とがあります。細身で胃腸弱く、下痢や風邪を引きやすい傾向あり。気や血けつ、水すいが不足しています。①胃腸が弱い場合、②呼吸器系が弱い場合に分けて治療していきます。

足の厥陰肝経:大敦 たいとん

足親指、第2指側の爪根元際に取ります。主治:排尿障害、月経不調、遺尿、陰部痛、精神不安。

実用・東洋医学:糖尿病8

「食養」エネルギー摂取量の管理はとても大切です。ダイコンやヒジキ、コンニャク、ワカメ、ヤマイモ、エンドウ豆、ホウレンソウ、スイカなどを活用しましょう。また、糖分と伴に塩分も控え、ごはん量を抑えるのがポイント。

足の少陽胆経:足竅陰 あしきょういん

足の第4指、小指側の爪根元際に取ります。主治:片頭痛、めまい、目の充血、難聴、眼痛。

実用・東洋医学:糖尿病7

「ツボ」腰部の胃兪いゆや脾兪ひゆにお灸をします。脾兪=膵臓に働きかけ。次に、下腿膝下外側の足三里あしさんり(胃腸の異常な食欲を改善する)や腰部の三焦兪さんしょうゆ(新陳代謝をよくする)にお灸をします。

足の少陽胆経:侠渓 きょうけい

足背、第4・第5指間のみずかき際に取ります。主治:頭痛、めまい、心悸、難聴、耳鳴り、股関節痛。

実用・東洋医学:糖尿病6

「漢方薬」のどの渇きが気になる場合は、水分代謝を改善させる五苓散ごれいさんや、柴苓湯さいれいとうが適。のど渇きが激しい場合は、白虎加人参湯びゃっこかにんじんとうが適。痩せて手足冷え、顔黒く口のどの乾燥、頻尿、夜間尿の場合、腎機能を高める八味丸はちみがんが適。同様の症状で手足にほてりを感じる場合は、六味丸ろくみがんが適です。

足の少陽胆経:地五会 ちごえ

足背、第4と第5中足骨間、第4側の谷間際凹みに取ります。主治:頭痛、眼痛、耳鳴り、難聴、急性乳腺炎、足背痛。

実用・東洋医学:糖尿病5

「養生」改善は日常生活で、適度な運動がポイント。適度な運動は、血液中のブドウ糖を消費させ糖尿病の改善に効果あり。激しい運動は疲労がたまり、逆に血糖値を上げてしまうのでNGです。食後30分程度の散歩や通勤時階段利用など、体を動かす事を心掛けしましょう。

足の少陽胆経:足臨泣 あしりんきゅう

足背、第4・第5指間中足骨底接合部際凹みに取ります。主治:頭痛、めまい、急性乳腺炎、外眼角痛、下肢痛、腰痛。