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月別アーカイブ: 2025年6月

実用・東洋医学:糖尿病4

③下消かしょうの時期。糖尿病が長く経過している時期。体痩せ、肌ドス黒く、尿回数・量とも多く果物の腐ったような臭い。夜間尿多く、足腰重だるい。腎の働き弱っている状態です。腎機能を丈夫にして糖尿病を改善させる事を目的に治療しましょう。

足の少陽胆経:丘墟 きゅうきょ

足関節前外側、外くるぶしの前下方に取ります。主治:目の充血、鼠径部痛、足関節痛、白内障。

実用・東洋医学:糖尿病3

②中消ちゅうしょうの場合。糖尿病進行時期、食欲旺盛だが体は痩せがち。尿泡立ち果物の腐ったような臭い。口渇きがはなはだしく頻尿で便秘しやすい。体の冷えや夜間尿は少ない。激しい口渇きを止める事を目的に治療します。

足の少陽胆経:懸鍾 けんしょう

下腿外側、腓骨の前方で、外くるぶしの上方3指に取ります。主治:下肢マヒ、項頚部痛、高血圧症、足関節痛、寝違い。

実用・東洋医学:糖尿病2

①上消じょうしょうの時期。糖尿病の初期で、ほとんど症状は気づきません。多少の口渇き、水よく飲み、トイレ回数多め。食欲は普通。水分代謝を改善して、体液増やし口の渇きを止める事を目的に治療します。

足の少陽胆経:陽輔 ようほ

下腿外側、腓骨の前方で、外くるぶしの上方4指に取ります。主治:片頭痛、外眼角痛、腋窩痛、下肢痛、腰痛。

実用・東洋医学:糖尿病1

糖尿病は、膵臓から分泌され、ブドウ糖をエネルギーに変えるインスリンというホルモンの欠乏や減少によって起こる疾患です。病気の進行状況によって①上消じょうしょう、②中消ちゅうしょう、③下消かしょうの3つに分けて考えます。

足の少陽胆経:光明 こうめい

下腿外側、腓骨の前方で、外くるぶしから上方5指に取ります。主治:眼痛、夜盲症、下肢痛・マヒ、乳房脹痛。

実用・東洋医学:低血圧9

「食養」低血圧=食欲不振なので、朝食は大切です。また、朝食前に散歩など出来れば食欲増進につながります。ショウガやニンジン、長ネギ、ニンニクなどの香味野菜にコショウやワサビ、カラシなどを使って食欲がそそえる工夫がグッド。レバーや黄卵、ヤマイモ、ほうれん草、大豆など、造血作用のある食品を摂りましょう。脂の少ないヒレ肉で動物性タンパク質摂取も大切です。

足の少陽胆経:外丘 がいきゅう

下腿外側、腓骨の前方で、外くるぶしの上方7指に取ります。主治:腹痛、てんかん、胸脇痛、下肢痛、坐骨神経痛。