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日別アーカイブ: 2022年6月4日

実用・東洋医学:喘息5

「漢方薬」発作の予防や改善に用いる処方は、小青竜湯しょうせいりゅうとう❴水っぽい痰と寒さで悪化に効果❵、麻杏甘石湯まきょうかんせきとう❴発作時の呼吸困難や汗をかき、口が乾く事を改善❵、半夏厚朴湯はんげこうぼくとう❴ストレスで発作を起こしやすいタイプに効果❵など。アレルギー体質を改善しながら治療する場合は、柴朴湯さいぼくとう❴呼吸器系が弱くしょっちゅうかぜをひくタイプに効果❵、補中益気湯ほちゅうえっきとう❴よく寝汗をかき、疲れやすく、胃腸が弱いタイプに効果❵、麦門冬湯ばくもんどうとう❴舌がテラテラ光り、乾燥性のコンコンというような咳が長く続く場合に効果❵などを用います。

ツボ紹介:華蓋 かがい

妊脈のツボで、前胸部、前正中線上で、第1肋間と同じ高さ。胸骨のV字凹みの1〜2指下に取ります。主治として、咳嗽、喘息、胸痛、のどの痛み。効能として、胸のつかえを取り除き、胸部の調子を整え、せきを止め、喘息を鎮めます。

トリガーゾーン治療:母指対立筋

母指対立筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、母指対立筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
A母指の痛み。〈参考〉母指対立筋:日常動作は、手を握る。物をつかむ。(起始)大菱形骨 (停止)第1中手骨の橈側縁
親指を他の指と向き合わせる動きで働きます。