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日別アーカイブ: 2022年6月27日

実用・東洋医学:二日酔い3

飲んでいる最中に気分が悪くなった時は、胃に残っているアルコール分が体に吸収される前に吐いてみましょう。のどに指を突っ込んだり、少量の塩を加えたぬるま湯を飲んだりします。二日酔いの場合は、血中に残っているアルコール分を除くのが先決です。汗をかかせてのぼせを取り除く漢方薬が良く効きます。漢方薬を服用した後、水をたくさん飲み、足湯で、上半身の発汗が促され、頭痛や吐き気などを解消しやすくなります。漢方薬には、吐き気、頭痛、動悸など、症状に合わせて処方を使い分けします。

ツボ紹介:箕門 きもん

足の太陰脾経のツボで、大腿内側、股関節〜膝間、股関節側1/3、動脈の拍動部に取ります。主治として、小便不通、遺尿、尿路感染症、鼠径部痛、大腿神経痛に片麻痺。効能として、脾の機能を高め、余分な水分を出す。体内の熱を冷まし、尿を出す。

トリガーゾーン治療:前脛骨筋

前脛骨筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、前脛骨筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
A下腿前面の痛み、B足背の痛み、D足関節の痛み。【A>Dなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉前脛骨筋:日常動作は、歩く。走る際に足を前に踏み出す。あらゆるスポーツ動作。(起始)脛骨外側面の近位2/3、骨間膜、下腿筋膜最上部。(停止)内側楔状骨内側面・足底面、第1中足骨底内側面。歩行時につまづかないようにつま先を上げる働き。