オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2022年6月20日

実用・東洋医学:胃痛・胃もたれ5

試験の前などに胃が痛くなった経験のある人は多いでしょう。胃腸は精神的な影響をとても受けやすい臓器です。ストレスは気の流れを滞らせ、イライラの原因となります。気の流れをスムーズにして、精神的緊張を緩和して、胃腸の働きを整える漢方薬も、効能の一つです。

ツボ紹介:肝兪 かんゆ

足の太陽膀胱経のツボで、上背部、肩甲骨下角と同じ高さの胸椎棘突起の2つ下の棘突起下縁で、1.5指外側に取ります。主治として、精神不安、てんかん、少腹痛、黄疸、眼疾患、イライラ感。効能として、肝気のうっ滞を改善し、胆の機能を改善する。精神を安定させる。視力を回復させる。

トリガーゾーン治療:外側広筋

外側広筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、外側広筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
A大腿外側の痛み、B下腿外側の痛み、E膝前面の痛み。【A>Eなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉外側広筋:日常動作は、歩行、走る、あらゆるスポーツ動作。(起始)粗線、大転子、外側大腿筋間中膜
(停止)脛骨粗面で膝蓋靭帯、外側膝蓋支帯を介して停止。 立位時に膝の伸展を保持する。