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日別アーカイブ: 2022年6月16日

実用・東洋医学:胃痛・胃もたれ1

西洋医学の分類では、胃腸疾患を急性胃腸炎、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍などの病名で区分しますが、東洋医学では症状や発生原因から見ていきます。胃腸や胃もたれも、もともと胃腸が弱い場合、冷えが原因の場合、暴飲暴食が原因の場合、ストレスが原因の場合などに分けて考えます。一般に、甘いものや脂っこいものがむしょうに食べたくなる時は、胃腸を壊す前触れです。

ツボ紹介:間使 かんし

手の厥陰心包経のツボで、前腕の前面、ほぼ中点の凹み部で、手首のシワから3〜4指上に取ります。主治として、心痛、心悸、失声症、悪心、げっぷ、マラリア、精神不安。効能として、胸のつかえを取り除き、不安を解消する。心を穏やかにして、精神を安定させる。気のめぐりを改善して、痛みを止めます。

トリガーゾーン治療:小殿筋

小殿筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、小殿筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
C大腿後面の痛み、C大腿外側の痛み、C下腿外側の痛み、D下腿後面の痛み、H殿部の痛み。【A>Hなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉小殿筋:日常動作は、足を横に踏み出す。サイドステップ。(起始)腸骨の殿筋面、中殿筋の起始部よりも下方部。(停止)大腿骨の大転子前外側面。
中殿筋の働きに協力。