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日別アーカイブ: 2022年6月7日

実用・東洋医学:食欲不振1

食欲が正常にあるのは健康の一つのバロメーターです。東洋医学では胃腸障害で食欲がなくなる原因①胃腸の冷えで起きる。②胃下垂がある為に起きる。③胃に余分な水分が溜まって起きる。の三つに分けて考えます。食欲不振は、かぜや精神的ストレス、肝臓病、腎臓病などでも起きますが、その場合は原因となる病気の治療を優先します。

ツボ紹介:膈兪 かくゆ

足の太陽膀胱経のツボで、上背部、肩甲骨下角と同じ高さで、脊柱より1.5指外側に取ります。主治として、胃痛、嘔吐、胃酸過多、しゃっくり、喘息、咳嗽、寝汗、各種出血、肋間神経痛。効能として、胸のつかえを取り除き、上がった気を下降させる。血のめぐりを改善し出血を止めます。

トリガーゾーン治療:腹斜筋

腹斜筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、腹斜筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
B腹痛、C骨盤部の痛み。【A>Cなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉腹斜筋:姿勢の維持。身体をひねるすべての動作。(起始)外腹斜筋:第5〜12肋骨外側面。内腹斜筋:胸腰筋膜、腸骨稜、上前腸骨棘
(停止)外腹斜筋:白線、恥骨結節、前腸骨稜。内腹斜筋:第10〜12肋骨下縁、白線。