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日別アーカイブ: 2022年6月11日

実用・東洋医学:食欲不振4

胃腸が弱く、胃に水分が溜まった状態を胃内停水。お腹を動かした際、ポチャポチャと振水音がするのが特徴です。胃腸の弱い人が冷たいものや、水分を摂りすぎると胃内停水が起こり、胃腸の機能が低下して、食欲不振や胃痛などの原因になります。このような場合は、漢方薬が有効です。

ツボ紹介:頷厭 がんえん

足の少陽胆経のツボで、頭部、側頭の上で、こめかみの上に取ります。主治として、頭痛、片頭痛、めまい、歯痛、耳鳴り、小児のひきつけ。効能として、肝の異常な亢進を落ち着かせて内風を鎮める。経絡の通りを良くして、痛みを止めます。

トリガーゾーン治療:中殿筋

中殿筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、中殿筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
B殿部の痛み、D仙骨部の痛み、F腰痛。【A>Fなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉中殿筋:日常動作は、足を横に踏み出す。サイドステップ。(起始)腸骨の殿筋面
(停止)大腿骨の大転子外側面。 歩行時に姿勢のバランスを取ります。