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日別アーカイブ: 2022年6月8日

実用・東洋医学:食欲不振2

冷たいビールの飲みすぎや生物の食べ過ぎなどで胃腸が冷えると、胃腸の機能が低下して、食欲がなくなります。また、寒い所や冷房の効いた部屋に長時間いると、足腰の冷えが胃にまで及び、食欲不振を招きます。このような場合は、温かいものを摂ったり、手足や腹部を温めたりしましょう。体を温める作用のある漢方薬もよく効きます。

ツボ紹介:滑肉門 かつにくもん

足の陽明胃経のツボで、上腹部、おヘソの1指上で、前正中線から2指外側に取ります。主治として、精神不安、嘔吐、胃痛、吐舌、舌のこわばり。効能として、痰を取り除き、精神を安定させる。胃の機能を改善して、嘔吐を止めます。

トリガーゾーン治療:腰方形筋

腰方形筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、腰方形筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
C腰痛、C仙骨部の痛み、D腹痛、D殿部の痛み、D大腿外側の痛み。【A>Dなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉腰方形筋:日常動作は、片方の手だけで重い荷物を持つ。スイング動作を行うあらゆるスポーツ。(起始)腸骨稜と腸腰靭帯のそれぞれ後面
(停止)第12肋骨、第1〜4腰椎の横突起。 腰の後ろの壁を形成する筋肉です。