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日別アーカイブ: 2022年5月22日

実用・東洋医学:咳・痰6

「ツボ紹介」上半身の乾布摩擦もお勧めです。咳に効く、背中の身柱しんちゅう、肺兪はいゆや、手首の経渠けいきょ。手首〜肘までマッサージするのも良いでしょう。また、咳が出るとき、みぞおちの下辺りが、硬くなっている部分があります。そこを指で脇に向けてゆっくりマッサージするのも効果があります。

ツボ紹介:翳風 えいふう

手の少陽三焦経のツボで、前頚部、耳たぶの後方で、乳様突起下端前方のくぼみに取ります。主治として、難聴、顔面神経麻痺、頬の腫れ、頚部リンパ節結核、三叉神経痛。効能として、風邪を除き、歪みを治す。熱を冷まし、腫れを抑える。耳の聞こえを良くします。

トリガーゾーン治療:総指伸筋

総指伸筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、総指伸筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。B外側上顆の痛み、B手背の痛み。【A>Bなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉総指伸筋:日常動作は、人差し指から小指までの指を伸ばす。手関節の背屈。(起始)上腕骨の外側上顆
(停止)第2〜5指の指背腱膜。 指の伸筋の仲間。