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日別アーカイブ: 2022年5月2日

実用・東洋医学:かぜ3

「かぜを引き込んでしまった場合」引き始め当初、かぜを追い出しましょう。胸部や腹部の炎症を鎮め、咳や食欲不振などを改善させる為、漢方薬も有効です。先にお話した実証タイプの方には、葛根湯かっこんとう。虚証の方には、桂枝湯けいしとうが適しています。水分代謝を改善する小青竜湯しょうせいりゅうとう。他、当施術院にご相談くださいね☺️

ツボ紹介:あ門 あもん

督脈のツボで、後頚部で、後頭骨の切れめ際より0.5〜1指下の凹みに取ります。主治として、急性失声症、鼻出血、手足のひきつけ、てんかん、言語障害、頭痛。効能として、風邪を追い出し、内風を鎮める。脳の機能を正常に回復させる。

トリガーゾーン治療:外側翼突筋

外側翼突筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、外側翼突筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。
記A頬の痛み、B耳の痛み。【A>Bなので、その症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉外側翼突筋:日常動作は、食事などで下顎を動かす。歯を食いしばる。(起始)蝶形骨の大翼、翼状突起の外側面
(停止)顎関節、下顎骨。下顎を前に出す為の筋肉です。