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日別アーカイブ: 2022年5月8日

実用・東洋医学:のどの痛み4

「漢方薬」寒けの無いのどかぜの場合は、のどの炎症を抑える銀翹散ぎんぎょうさんが効きます。のどの炎症が強い場合は、駆風解毒湯くふうげどくとう。咳や痰を鎮める麻杏甘石湯まきょうかんせきとうが効きます。のどや肺の乾燥を潤し咳を治す麦門冬湯ばくもんとうとうが効きます。

ツボ紹介:維道 いどう

足の少陽胆経のツボで、下腹部の上前腸骨棘の内下方際(0.5指)の所に取ります。主治として、子宮下垂、鼠径部痛、おりもの、月経不調、浮腫、少腹痛、吐き気、食欲不振。効能として、月経を調整し、おりものが漏れないようにします。余分な水分を出して、痛みを止めます。

トリガーゾーン治療:広背筋

広背筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、広背筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
B側胸部の痛み、C背部の痛み、C上腕後面の痛み、D前腕後面の痛み、E肩甲間部の痛み、E腰痛、F手掌の痛み、G前腕前面の痛み。【A>Gなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉広背筋:日常動作は、物を手前に引き寄せる。(起始)第7〜12胸椎棘突起、肩甲骨下角、第9〜12肋骨、腸骨稜後ろ1/3。(停止)上腕内側根元結節間溝の底。薄い背中の筋肉です。