オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2022年5月10日

実用・東洋医学:のどの痛み6

「食養」のどの痛い場合は、梨や大根を摂ります。梨は、中国で、咳止めやのどの痛みにジュースとして利用されています。(洋梨は不適です)大根は、すりおろして利用します。大根の輪切りを水飴やハチミツに2〜3日漬けて、その汁を飲むとのどの炎症を鎮めます。他、ギンナンやユリ根も良いです。反対に不適なのは、タケノコや山菜類、唐辛子、カニ、エビなどです。

ツボ紹介:委陽 いよう

足の太陽膀胱経のツボで、膝裏、膝窩横紋上外側に取ります。大腿二頭筋腱の内縁です。主治として、排尿障害、遺尿、腓腹筋痙攣、腰痛、膝関節痛、前立腺炎。効能として、気のめぐりを改善し、体内の水分排出を改善します。よく活用するツボです。

トリガーゾーン治療:大胸筋

大胸筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、大胸筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。A前胸部の痛み、B肩前面の痛み、C内側上顆の痛み、G手掌の痛み、I前腕前面の痛み、I前腕後面の痛み。【A>Iなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉大胸筋:日常動作は、胸の前で物を抱える。うつ伏せから起き上がる。ボールを投げる・打つ。各種スポーツ動作。(起始)鎖骨の内側半分、胸骨や第1〜6肋軟骨、腹直筋鞘。(停止)上腕骨の大結節稜。胸全体の扇形。