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日別アーカイブ: 2022年5月6日

実用・東洋医学:のどの痛み2

「のどかぜの場合」東洋医学では、のどのかぜを、風邪や寒邪によって起こる寒けを伴うかぜと区別して考え、温病うんびょうによるかぜと呼びます。寒けはほとんどなく、のどに炎症を起こしている様な感じがします。のどの粘膜を潤し、のどの炎症を改善させて治します。

ツボ紹介:胃倉 いそう

足の太陽膀胱経のツボで、腰上部、脊柱の外側3〜4指で、肩甲骨下角の高さが第7胸椎棘突起から、5つ目下の第12胸椎棘突起下縁の交点に取ります。主治として、腹脹、胃痛、食欲不振、浮腫、小児の消化不良、背部痛。効能として、脾の機能を高め、胃を安定させます。食積を解消します。

トリガーゾーン治療:棘下筋

棘下筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、棘下筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
B肩甲間部の痛み、B前腕後面の痛み、C肩前面の痛み、E後頚部の痛み、E前腕前面の痛み。【A>Eなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉棘下筋:日常動作は、腕を外側に振る動作。テニスのバックハンド。投球動作など振り抜いた腕を止める動作。(起始)肩甲骨の棘下窩。(停止)上腕骨の大結節。小円筋とともに上腕の外旋で働きます。