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日別アーカイブ: 2022年5月20日

実用・東洋医学:咳・痰4

緊張すると咳が出るケース。コンサート会場などで緊張すると、咳が出てしまいます。また、人前で話しをしようとすると、咳が出てしまう。のどに何かがつかえた様な感じを東洋医学では、「梅核気ばいかくき」といいます。梅核気も漢方薬による治療が適します。

ツボ紹介:陰廉 いんれん

足の厥陰肝経のツボで、大腿部の内側で、鼠径部上の内側に取ります。主治として、月経不調、不妊症、腰腿痛、閉鎖神経痛。効能として、月経を調整して、妊娠を促します。筋を緩めて伸ばし、経絡の通りを良くします。

トリガーゾーン治療:前鋸筋

前鋸筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、前鋸筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
A側胸部の痛み、H手掌の痛み。【A>Hなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉前鋸筋:日常動作は、腕を前に押し出す。(起始)第1〜9肋骨
(停止)肩甲骨の内側縁。 肩甲骨を上下に動かす働きです。