オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2022年5月19日

実用・東洋医学:咳・痰3

アレルギーによる場合、のどの粘膜が弱かった人が、温度差やほこりっぽいと咳が出ます。このタイプの方は、粘膜がいつも充血している為、刺激の強い香辛料や甘いものを摂るだけで反応して、咳が出ます。食べ物への注意と、のどの粘膜の充血を取り去る漢方薬が治療の柱となります。

ツボ紹介:陰陵泉 いんりょうせん

足の太陰脾経のツボで、すねの内側、膝下内側の大きく凹む所に取ります。脛骨内側顆の下縁の大きく凹む所です。主治として、下痢、黄疸、浮腫、ぜんそく、小便不利、小便失禁、陰茎痛、会陰痛、膝関節痛。効能として、脾の機能を高め、余分な水分を出す。腫れを抑えて、痛みを止めます。

トリガーゾーン治療:腹直筋

腹直筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、腹直筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
A腹痛、B背部の痛み、D腰痛、F臀部の痛み。【A>Fなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉腹直筋:日常動作は、仰向けの姿勢から身体を起こす。姿勢の保持。あらゆるスポーツ動作。(起始)恥骨稜〜恥骨結節、恥骨結合前面。(停止)第5〜7肋軟骨、胸骨剣状突起。
腹筋働き。