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日別アーカイブ: 2022年11月14日

実用・東洋医学:老化防止2

「腎が関係する場合」先天の気や後天の気を蓄えているのが腎です。腎は発育や生殖をつかさどり、生命の根本を成すものです。腎が充実すると成長発育して、弱る=腎虚だと足腰弱り、精力減退。髪が抜けたりします。その為に、先ず腎を補います。「気血が不足する場合」気には、体を温める、外邪の侵入を防ぐ、臓腑を正しい位置に保つ、血を作りだすなどの働きがある。気が不足すると、手足冷え、疲れやすく、息切れ、下痢などの症状が出ます。東洋医学でいう血は、血液よりも広い意味合いで、栄養素全般を指します。血が不足したり、滞ったりすると、顔色悪く、皮膚カサカサで毛が抜け、髪艶がなくなるなどの症状が出る。その為、気や血を補う事を目指します。

ツボ紹介:心兪 しんゆ

足の太陽膀胱経のツボで、両肩甲骨の肩甲棘のつけ根と脊柱の交点が第3胸椎棘突起です。その2つ下の第5胸椎棘突起下縁から1.5指外側に取ります。主治として、精神不安、てんかん、心悸亢進、健忘、不眠、夢精、心痛、ぜんそく。効能として、胸のつかえを取り除き、気のめぐりを改善させる。心を穏やかにして精神を安定させる。