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日別アーカイブ: 2022年11月2日

実用・東洋医学:むくみ3

「邪による場合」東洋医学では病気の原因を外因、内因、不内外因に分け、外因は、風・熱・寒・湿などの邪によって起こるとします。体が風寒や風熱の邪に侵されると、水を体にめぐらせる肺機能が弱まります。上半身にむくみが現れる傾向あり。このタイプは、肺の働きを助け、発汗を促して治します。また、冷たいものや、水分を摂りすぎると手足がむくみます。これは湿邪によるものなので、水分代謝を改善させて治します。「腎が弱っている場合」腎は、腎臓や膀胱をつかさどっている臓器です。その為腎が弱ると、水分代謝が悪化してむくみます。腎は慢性化して重症となる事が多いです。腎を丈夫にして水分代謝を改善させてむくみを治します。

実用・東洋医学:むくみ2

東洋医学では、むくみを水腫と呼びます。体の中を流れ、生命を保っている「気・血・水」の水の流れが悪くなり、水腫となります。水腫は、風寒・風熱・湿などの邪によって起こるものと、腎が弱って起こる場合の2つに分けて考えます。

ツボ紹介:次りょう じりょう

足の太陽膀胱経のツボで、お尻の仙骨部、第2後仙骨孔に取ります。主治として、月経不調、おりもの、月経痛、子宮内膜炎、鼠径ヘルニア、痔疾、膀胱炎、腰痛。効能として、体内の余分な水分を排出させ、熱を冷ます。気のめぐりを整え、月経を調整する。