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日別アーカイブ: 2022年11月8日

実用・東洋医学:痛風3

「肝機能が弱っている場合」尿酸は肝臓で作られ、尿や便とともに排泄。肝機能が弱り、尿酸過多になると、血中の尿酸値が高まります。肝機能を正常にして、尿酸の血中濃度を下げるようにします。「水分代謝が悪い場合」尿酸は尿と伴に排泄されます。水分代謝が悪いと尿の出も悪く、尿酸の排泄も制限されます。水太りや肥満で便秘な人にみられる痛風です。水分代謝を改善し、尿酸の排泄を促して治します。「瘀血がある場合」瘀血があると血行不良で水分代謝も悪く、痛風発作を起こしやすい体質となります。瘀血を改善して発作を起こしづらい体質へと改善させます。

実用・東洋医学:痛風2

東洋医学では、リウマチなどと同じ「ひ証」グループと考えます。体の内部に原因がある疾患で、発作時は痛みを抑える治療として、痛みがないタイミングで再発防止する漢方薬で治療します。痛風になりやすいタイプを肝機能が弱っている場合、水分代謝が悪い場合、瘀血がある場合の3つに分けて考えます。

ツボ紹介:神庭 しんてい

督脈のツボで、頭部の前正中線上、前髪際から0.5指上に取ります。主治として、精神不安、てんかん、ぜんそく、嘔吐、心悸亢進、不眠、頭痛、めまい、鼻出血、鼻詰まり。効能として、精神を穏やかにして、脳の機能を正常に回復する。気を下降させて、ぜんそくを鎮める。