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月別アーカイブ: 2022年7月

ツボ紹介:強間 きょうかん

督脈のツボで、後頭部、後正中線上で、外後頭隆起より1.5〜2指上に取ります。主治として、精神不安、手足のひきつけ、頭痛、めまい、不眠、嘔吐。効能として、肝の異常な亢進を落ち着かせて、内風を鎮める。心を穏やかにして、精神を安定させます。

トリガーゾーン治療:母趾外転筋

母趾外転筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、母趾外転筋を治療する事で、下記症状ノ痛みを改善させます。 記
Cかかとの痛み、F足関節の痛み。【A>Fなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉母趾外転筋:(起始)踵骨隆起の内側突起
(停止)第1趾の内側種子骨を介して基節骨底に停止。

実用・東洋医学:二日酔い7

「食養」吐き気のある場合は、ショウガや果物のカキ、ダイコン、梅肉がお勧めです。ショウガは吐き気止めにすぐれた効果を持ち、辛味成分のジンゲロンや、ショウガオールは吐き気を抑え、食欲を増進させます。果物のカキは、二日酔い防止や酔い覚ましの民間薬として有名です。頭痛や動悸がする場合は、水をたくさん飲み、血中のアセトアルデヒドの排出を促しましょう。頭痛には、熱を冷ますキュウリの塩もみなどもお勧めです。

ツボ紹介:急脈 きゅうみゃく

足の厥陰肝経のツボで、鼠径部、恥骨結合上縁と同じ高さで、前正中線の2〜3指外側に取ります。主治として、下腹部痛、鼠径部痛、睾丸腫痛、会陰痛。効能として、肝気のうっ滞を改善して、気の流れを良くする。腫れを抑えて、痛みを止めます。

トリガーゾーン治療:長母趾屈筋

長母趾屈筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、長母趾屈筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
D足底の痛み、E足関節の痛み。【A>Eなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉長母趾屈筋:日常動作は、立位でバランスをとる。サーフィンやスキー動作。(起始)腓骨後面の遠位2/3、隣接する骨間膜。(停止)第1末節骨底。
足の親指を曲げる働き。