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日別アーカイブ: 2022年7月9日

実用・東洋医学:下痢1

東洋医学では下痢を「泄瀉せっしゃ」や「痢疾りしつ」で区別します。泄瀉は、水のような便がたくさん出るもの。痢疾は、量が少なく回数が多い、毎回スッキリ出きらないもの。原因はさまざまですが、冷たいものや脂っこいものの摂りすぎや、胃腸かぜ、ストレスにより大腸や小腸の水分吸収がうまくいかない等、見られます。

ツボ紹介:曲泉 きょくせん

足の厥陰肝経のツボで、膝の内側、膝窩横紋の内側端のくぼみに取ります。主治として、月経不調、月経痛、おりもの、子宮下垂、陰部掻痒、遺精、勃起不全、膀胱炎、精神不安、めまい、膝痛。効能として、肝気のうっ滞を改善し、気のめぐりを改善する。月経を調整し、おりものを止めます。

トリガーゾーン治療:母趾内転筋

母趾内転筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、母趾内転筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
E足底の痛み。【A>Eなので、症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉母趾内転筋:(起始)第2〜4中足骨底、第3〜5趾のMTP関節、深横中足靭帯
(停止)第1基節骨底。