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日別アーカイブ: 2022年7月4日

実用・東洋医学:嘔吐3

東洋医学で嘔吐は、食べ物や飲み物を消化して小腸に送るはずの胃の気が逆行の為起こる症状です。二日酔いの嘔吐では、胃の気を下に下げると伴に、水分代謝を改善させて治します。頭痛を伴う嘔吐には、体を温めて胃腸の緊張感を除いて、突き上げてくる胃の気を鎮めて治します。嘔吐と伴に下痢で吐き下しでは、胃腸の炎症を鎮め、胃腸の働きを整え改善します。吐き下しでは、脱水症状ケアの為、水分補給も必要です。

ツボ紹介:侠渓 きょうけい

足の少陽胆経のツボで、足の甲側、第4と5指の間水かきの際に取ります。主治として、頭痛、めまい、心悸亢進、難聴、外眼角の充血・痛み、頬の腫れ、足背浮腫。効能として、肝気のうっ滞を改善して、気のめぐりを改善する。肝の異常な亢進を落ち着かせ、内風を鎮める。

トリガーゾーン治療:長母趾伸筋

長母趾伸筋を押してみて、下記症状と同じ関連痛が再現されたら、長母趾伸筋を治療する事で、下記症状の痛みを改善させます。 記
C足背の痛み。【A>Cなので、それぞれ症状のAのものから治療優先の筋肉トリガーとなります。】〈参考〉長母趾伸筋:日常動作は、つま先を反らせる。歩く。走る。(起始)脛骨内側面の中間1/3、骨間膜。(停止)第1趾の指背腱膜、末節骨底。
外反母趾を予防する役目もあります。