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月別アーカイブ: 2025年8月

実用・東洋医学:寝汗をかく2

①水分代謝が悪い場合。水太りで疲れやすいのが特徴の寝汗です。下半身から寝汗をかく事多く、体はいつもだるさを感じています。水分代謝を改善させて治していきます。

任脈:石門 せきもん

下腹部、前正中線上で、おヘソの下方2指に取ります。主治:下痢、動悸、小便不利、浮腫、不正性器出血。

実用・東洋医学:寝汗をかく1

寝汗は、コップ1杯程度かいています。「朝スッキリ起きられないや疲労感、冷たい汗、虚弱体質な傾向の方は、体力の衰えで体に水分を溜めておく力が弱っている。また、体内に熱がこもってしまっている」場合など治療したほうがよい場合もあり。即日、医療機関へ受診しましょう。東洋医学により改善したい寝汗は、①水分代謝が悪い場合、②虚弱体質の場合、③喘息や気管支炎にかかった場合、④内熱のある場合の4つに分けて考えていきましょう。

任脈:関元 かんげん

下腹部、前正中線上で、おヘソの下方3指に取ります。主治:月経不調、遺尿、ED、頻尿、不妊症。

実用・東洋医学:疲労しやすい7

「食養」胃腸の働きをよくするヤマイモやニンジン、ダイコンが適です。ヤマイモは、疲労しやすい体質改善に効果あり。ニンジンは、内臓を温め血を補う働きあり。ダイコンは、消化酵素のジアスターゼが豊富で、胃弱で疲れやすい人に効果があります。

任脈:中極 ちゅうきょく

下腹部、前正中線上で、おヘソの下方4指に取ります。主治:遺精、ED、小便不利、遺尿、月経不順。

実用・東洋医学:疲労しやすい6

「ツボ」腰背中部の脾兪ひゆや胃兪いゆ、膝下スネ部の足三里あしさんりにお灸をしましょう。いずれも胃腸を丈夫にするツボです。胃腸の機能を高めて栄養吸収を助け、疲れやすい体質を改善させる事が目的です。虚弱体質や病後で疲労しやすい場合にも効果があります。

任脈:曲骨 きょっこつ

下腹部、前正中線上で、恥骨結合上縁に取ります。主治:膀胱炎、遺尿、ED、陰部掻痒感、月経不順。

実用・東洋医学:疲労しやすい5

「漢方薬」胃腸が弱り疲れがでると、寝汗や食欲低下する場合は、胃下垂改善にも効果のある補中益気湯ほちゅうえっきとうが適。虚弱体質や病後の場合は、体痩せ貧血、食欲不振、疲労感の傾向あり。強壮や造血作用のある十全大補湯じゅうぜんたいほとうが適。同様の症状に下痢の場合は、胃腸の冷えも改善させる人参養栄湯にんじんようえいとうが適。疲労感で朝起きづらく寝ても疲れが取りにくい場合は、滋養強壮作用のある小建中湯しょうけんちゅうとうが適です。

任脈:会陰 えいん

肛門と尿出口の間で、中点に取ります。主治:意識障害、大小便不利、痔、陰部痛。