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月別アーカイブ: 2025年8月

実用・東洋医学:寝汗をかく7

「漢方薬」色白、疲労感、冷え性で寝汗を下半身にかきやすい場合は、体表の水分代謝を改善、利尿作用にすぐれた防已黄耆湯ぼういおうぎとうが適。胃腸虚弱で食欲なく疲労感、虚弱体質で寝汗の場合は、気力を高め胃腸を丈夫にする補中益気湯ほちゅうえっきとうが適。免疫力を高め疲労回復して寝汗を治します。虚弱で、喘息や気管支炎、かぜが慢性して体力が落ち寝汗の場合は、呼吸器系疾患に効果のある柴胡桂枝乾姜湯さいこけいしかんきょうとうや小青竜湯しょうせいりゅうとうが適。体を温め抵抗力を高め不快な寝汗に効果あり。内熱があり体ほてり熱い寝汗をかく場合は、白虎加人参湯びゃっこかにんじんとうが適です。

任脈:下脘 げかん

上腹部、前正中線上で、おヘソの上方2指に取ります。主治:腹脹、嘔吐、しゃっくり、消化不良、下痢。

実用・東洋医学:寝汗をかく6

「養生」体を冷やさない事がポイント。健康な人でも寝汗はかきます。寝汗によって体が冷えたと感じたら着替え等、対応しましょう。また、かぜなど発熱性の病気による寝汗は回復の為の生理現象です。こまめに下着を交換して汗を出しきりましょう。

任脈:水分 すいぶん

上腹部、前正中線上で、おヘソの上方1指に取ります。主治:浮腫、腹痛、大小便不利、下痢、腹脹。

実用・東洋医学:寝汗をかく5

④内熱がある場合。内熱があり寝汗を伴う場合は、内にこもった熱を取れば、寝汗は治まります。

任脈:神闕 しんけつ

おヘソの中央。主治:浮腫、下痢、腹痛、てんかん、脱肛。

実用・東洋医学:寝汗をかく4

③虚弱な人が喘息や気管支炎にかかった場合。寝汗と伴に、動悸や息切れ、のどの渇きの傾向あり。体を温め呼吸器を丈夫にする事を目的に治療します。

任脈:陰交 いんこう

下腹部、前正中線上で、おヘソの下方1指に取ります。主治:月経不順、腹痛、小便不利、不正性器出血、下痢、鼠径部痛。

実用・東洋医学:寝汗をかく3

②虚弱体質の場合。食欲不振で疲れやすい、気力不足、寝汗、不眠の傾向あり。胃腸を丈夫にして気力の増進を目的に治療していきます。

任脈:気海 きかい

下腹部、前正中線上で、おヘソの下方1.5指に取ります。主治:月経不調、ED、下腹部痛、月経痛、下痢、浮腫。