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月別アーカイブ: 2023年8月

生薬紹介:滑石 かっせき

含水ケイ酸アルミニウムや二酸化ケイ素。効能は利尿、のどの渇きです。

経穴:下巨虚 げこきょ

足の陽明胃経のツボで、下腿前面、前脛骨筋上で、膝〜外くるぶし間中央より1指下に取ります。筋:皮下に前脛骨筋。神経:筋枝は深脛骨神経、皮枝は外側腓腹皮神経が分布。血管:皮下に前脛骨動脈が走行。

実用・東洋医学R:のどの痛み5

「漢方薬」のどが痛み、発熱、口の渇き、寒気はない場合、のどの炎症を抑える銀翹散ぎんぎょうさんが適。のどの炎症と痛みが強い場合、駆風解毒湯くふうげどくとうが適。咳き込み激しく、黄緑色の切れにくい痰、のどの痛み、声が出しづらい場合、咳を鎮め、喘息に効く、麻杏甘石湯まきょうかんせきとうが適。激しい咳+舌赤く、突き上げるような連続した咳が出てのどが乾燥する場合、のどや肺の乾燥を潤し咳を治す、麦門冬湯ばくもんとうとうが適。この処方はタバコの吸いすぎでのど乾燥、咳や痛みにも効果があります。

生薬紹介:葛根 かっこん

マメ科、効能は解熱、頭痛、筋緊張緩和、降圧です。

経穴:条口 じょうこう

足の陽明胃経のツボで、下腿前面、前脛骨筋上で膝〜外くるぶし間の中央に取ります。筋:皮下に前脛骨筋。神経:筋枝は深腓骨神経、皮枝は外側腓腹皮神経が分布。血管:皮下に前脛骨動脈が走行。

実用・東洋医学R:のどの痛み4

「お手軽レシピ」咳を鎮めて痛みをやわらげるギンナン入りユリ根スープ。材料1人前。作り方①ユリ根はよく洗って1片ずつはがす。②ギンナンは殻と薄皮をむく。③鍋に2カップの水とユリ根、ギンナンを入れ、半分の量になるまで煮詰める。温かいうちに飲みましょう。お好みでハチミツを加えてもよいです。

生薬紹介:何首烏 かしゅう

タデ科、効能は便秘、整腸、強壮、白髪です。

経穴:上巨虚 じょうこきょ

足の陽明胃経のツボで、下腿前面、前頸骨筋上で膝〜外くるぶし間中央から、2指上に取ります。筋:皮下に前頸骨筋。神経:筋枝は深腓骨神経、皮枝は外側腓腹皮神経が分布。血管:皮下に前脛骨動脈が走行。

実用・東洋医学R:のどの痛み3

「咳と伴にのどが痛む場合」かぜや気管支炎で咳込むと、のどがいがらっぽくなり痛みます。声かすれや出なくなったりします。また、粘りっ気のある痰がのどに付き、なかなか切れない状態になります。肺や気管支に炎症を起こす為、その炎症を抑え、胸部の熱を冷まして、咳を止め、のどの痛みを改善させます。

生薬紹介:加工咐子 かこうぶし

キンポウゲ科、効能は温補、鎮痛です。