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日別アーカイブ: 2023年8月17日

実用・東洋医学:かぜ3

かぜの初期は、くしゃみや鼻水、水っぽい痰が出ます。呼吸器系の水分代謝が要因で、改善させ治します。また、体力のない人やお年寄りは、熱が出ず、寒気やだるさを訴える傾向あり。体の中から温める事がより重要で、栄養を摂りながら改善させます。

実用・東洋医学R:かぜ2

東洋医学では、かぜを引く原因は、首や肩から寒気と伴に風邪ふうじゃが入り込む為起こると考えます。引き始めにくしゃみや鼻水、寒気、発熱、頭痛が起こり、汗の出る、出ないタイプに分かれます。比較的体が丈夫な人は汗が出ず=実証、体の弱い人は汗が出る=虚証”かぜ”となります。実証タイプは体を温め、発汗させ、寒気や発熱を治します。虚証タイプは、体を温め、発汗を少しにして栄養を摂り気のめぐりをよくして治します。

生薬紹介:茴香 ういきょう

セリ科、効能は健胃・整腸・鎮静です。

経穴:水道 すいどう

足の陽明胃経のツボで、おヘソから2指外側で、その3指下に取ります。筋:皮下に腹直筋。神経:筋枝は肋間神経、皮枝は肋間神経と腸骨下腹神経が分布。血管:皮下に浅腹壁動脈、下腹壁動脈が走行。