オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2023年8月27日

実用・東洋医学R:のどの痛み5

「漢方薬」のどが痛み、発熱、口の渇き、寒気はない場合、のどの炎症を抑える銀翹散ぎんぎょうさんが適。のどの炎症と痛みが強い場合、駆風解毒湯くふうげどくとうが適。咳き込み激しく、黄緑色の切れにくい痰、のどの痛み、声が出しづらい場合、咳を鎮め、喘息に効く、麻杏甘石湯まきょうかんせきとうが適。激しい咳+舌赤く、突き上げるような連続した咳が出てのどが乾燥する場合、のどや肺の乾燥を潤し咳を治す、麦門冬湯ばくもんとうとうが適。この処方はタバコの吸いすぎでのど乾燥、咳や痛みにも効果があります。

生薬紹介:葛根 かっこん

マメ科、効能は解熱、頭痛、筋緊張緩和、降圧です。

経穴:条口 じょうこう

足の陽明胃経のツボで、下腿前面、前脛骨筋上で膝〜外くるぶし間の中央に取ります。筋:皮下に前脛骨筋。神経:筋枝は深腓骨神経、皮枝は外側腓腹皮神経が分布。血管:皮下に前脛骨動脈が走行。