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月別アーカイブ: 2025年6月

実用・東洋医学:高血圧6

「漢方薬」冷えのぼせ、顔赤い、頭痛、めまい、肩こりには、瘀血を治す桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。同じ症状+便秘には、桃核承気湯とうかくじょうきとうが適。宿便、吹き出物には、消炎・鎮静作用のある三黄瀉心湯さんおうしゃしんとうが適。夜間尿、口渇き、腰だるい、手足ほてる場合、腎機能を高める八味丸はちみがんが適。口渇き、小便の出が悪い、むくみには、水分代謝を改善する五苓散ごれいさんが適。手足冷えめまいには、真武湯しんぶとうが適。動悸や不眠、不安には、神経鎮静作用のある桂枝加竜骨牡蠣湯けいしかりゅうこつぼれいとうが適。同様の症状+みぞおちつかえや便秘には、柴胡加竜骨牡蠣湯さいこかりゅうこつぼれいとうが適。イライラ、のぼせ、動悸には、消炎作用、神経鎮静作用のある加味逍遙散かみしょうようさんが適です。

足の少陽胆経:京門 けいもん

側腹部、第12肋骨端下縁に取ります。主治:腹脹、下痢、肋間神経痛、腰痛、浮腫。

実用・東洋医学:高血圧5

後頭部に現れる脳卒中の危険信号。高血圧は脳卒中を起こしやすい疾患で、発作の前触れは首に現れます。首の後ろが弾力なく固まっていて、横スジの2段首に見え赤シミや吹き出物は要注意。目も充血しておでこがテカテカは最も注意しましょう。

足の少陽胆経:日月 じつげつ

前胸部、第7肋間で、前正中線の外方4指に取ります。主治:肋間神経痛、胸脇痛、嘔吐、胸やけ、黄疸。

実用・東洋医学:高血圧4

③気のめぐりが悪いタイプ。ストレスによる高血圧で、精神的不安強く、動悸や不眠を伴います。精神をゆったりさせる事がポイントです。不安感を取り除き高血圧を改善させましょう。

足の少陽胆経:輒筋 ちょうきん

側胸部、第4肋間で、中腋窩線の前方1指に取ります。主治:胸脇痛、気喘息、嘔吐、胸やけ。

実用・東洋医学:高血圧3

②水毒タイプ。中高年に多く老化と伴に腎の機能が弱り起きます。足腰弱く口渇き夜間尿の傾向あり。腎を丈夫にして水分代謝を改善させ治していきます。

足の少陽胆経:淵腋 えんえき

側胸部、第4肋間で、中腋窩線上に取ります。主治:気喘息、悪寒発熱、胸満、肋間神経痛、胸痛。

実用・東洋医学:高血圧2

①瘀血タイプ。吹き出物多く、目の充血、のぼせあり。後頭部の髪生え際が赤くなったり、赤いシミ、吹き出物がある場合は発作を起こす事もあり注意が必要です。夜ふかし厳禁、早寝早起きを心掛けしましょう。治療は、瘀血を治していきます。

足の少陽胆経:肩井 けんせい

肩部、第7頚椎棘突起と肩峰外縁間の中点に取ります。主治:項頚部痛、肩こり、急性乳腺炎、乳汁不足、難産、めまい。