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月別アーカイブ: 2022年11月

ツボ紹介:水分 すいぶん

任脈のツボで、おヘソから1指上に取ります。主治として、浮腫、下痢、胃内停水、腹痛、腹脹、顔面浮腫。効能として、津液がよく流れるように調整する。気のめぐりを改善し、痛みを止める。

実用・東洋医学:認知症予防2

「瘀血の場合」のぼせ症で、上半身に汗をかきやすく、あざが出来やすい人は、瘀血と便秘が重なり、脳の血流が滞りがちになりやすく、認知症の起因となります。瘀血を取り除き、予防しましょう。「気のめぐりが悪い場合」周囲に気を使ったり、ストレスを発散出来ずにいる人は、気のめぐりが悪くなり、脳の働きが鈍り、認知症の起因となります。気の流れを改善して予防しましょう。「腎の精気不足の場合」腎の精気は生命力の源泉で、脳の機能もつかさどっています。腎の精気が不足すると、疲れやすく、不眠やトイレが近い、足腰が弱いなどの症状も出やすいです。腎の精気不足を補って予防しましょう。

ツボ紹介:水突 すいとつ

前頸部の輪状軟骨と同じ高さで、胸鎖乳突筋の前縁に取ります。主治として、咳嗽、ぜんそく、しゃっくり、頸部リンパ節結核、咽喉腫痛。効能として、肺の気を下降させる。気のめぐりを改善し、痰を除く。

実用・東洋医学:認知症予防1

認知症の症状が出始めた方でも恋人が出来たり、社会的に認められたり生きがいで、症状が改善されたという実例はたくさんあります。恋愛感情や知的活動は脳を活性化させて、認知症の進行を防ぎ、改善する働きがあるようです。東洋医学では、腎と深く関係あり、単に腎臓機能を指すだけでなく、知的活動や生殖機能もつかさどっているという考え方です。そのうえで、認知症を、血が滞る瘀血の場合、気のめぐりが悪い場合、腎の精気が不足している場合の3つに分けて予防法を考えます。

ツボ紹介:水道 すいどう

足の陽明胃経のツボで、おヘソの3指下で、2指外側に取ります。主治として、小腹膨満、鼠径ヘルニア、月経不調、月経痛、おりもの、不妊症、大小便不通。効能として、津液がよく流れるように調整する。月経を調整して、妊娠を促す。

実用・東洋医学:老化防止6

「食養」腎虚に効果のある食物はヤマイモ、クルミ、黒豆などです。ヤマイモは、滋養強壮に優れ、クルミは腎機能を高め、腰を丈夫にする働きがあり、腰痛や頻尿に効果があります。気の不足を補い、めぐりをよくする食物は、シソやユリ根、シナモンです。シソの葉を料理に加え、ユリ根はおかゆや煮物にして摂る。シナモンはシナモンティーにして飲むのがお勧めです。血流を促すものとして、サフランやベニバナ。乾燥させたサフランをカップに5本入れ、熱湯を注いで飲みましょう。

ツボ紹介:水泉 すいせん

足の少陰腎経のツボで、足首内側、内くるぶし下の踵骨隆起前方のくぼみに取ります。主治として、月経不調、閉経、月経痛、小便不利、視力低下、アキレス腱痛、踵骨痛。効能として、腎の機能を高め、体内の熱を冷ます。血の流れをよくして、月経を整える。

実用・東洋医学:老化防止5

「ツボ紹介」頭上の百会ひゃくえ、腰の腎兪じんゆ、手首の陽池ようち、足すね上の足三里あしさんり、足首内側上の三陰交さんいんこうの順にお灸をすえると、腎や胃腸を丈夫にして、老化を防止します。特に、百会のツボは、皮下の血流と気の流れをよくして、抜け毛や白髪を改善します。

ツボ紹介:水溝 すいこう

督脈のツボで、鼻とくちびるの間中央に取ります。主治として、意識障害、精神不安、てんかん、ひきつけ、鼻出血、顔面浮腫、顔面神経麻痺、糖尿病、腰痛。効能として、意識をはっきりさせて、脳の機能を正常に回復する。体内の熱を冷まし、内風を鎮める。

実用・東洋医学:老化防止4

「漢方薬」足腰が弱り冷える、夜よくトイレに行く、精力減退などは、腎機能低下によるもので、腎虚を治す八味丸はちみがんが適。体に力が入らず、精力減退、体の冷えなど気血の不足の場合、気血を補い、体力を増す働きの十全大補湯じゅうぜんたいほとうが適。足冷えて頭のぼせや、疲れやすい、動悸、不眠、精神不安など、気の不足が大きい場合、精神安定作用のある加味逍遥散かみしょうようさんが適。冷えのぼせ、イライラ、肩こりなどは、瘀血を取り除く桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがんが適。同様の症状+便秘の場合、桃核承気湯とうかくじょうきとうが適。瘀血を取り除くと血液が活性化され、シミ薄く、肌艶やになります。