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実用・東洋医学:アトピー性皮膚炎5

「漢方薬」患部が熱をもちかゆみ強く、口の渇きある場合、熱邪を取り除き、体全体の炎症を鎮める白虎湯びゃっことうが適。同様な症状+患部がカサカサな場合、白虎加人参湯びゃっこかにんじんとうが適。手のひらや、足裏の皮膚が割れる場合、十味敗毒湯じゅうみはいどくとうを併用します。ただし、単独では一時的に症状悪化する事あり。白虎湯とセットに飲んで下さい。患部が熱を持ちジクジクする場合や尿出にくくむくみやすい場合、体表近くに停滞している水分代謝を促す越婢加朮湯えっぴかじゅつとうが適。皮膚がカサカサしてドス黒い、熱感あり、口渇き伴う場合、温清飲うんせいいんが適。温清飲は瘀血を解消させる四物湯しもつとうと、熱を冷ます働きのある黄連解毒湯おうれんげどくとうを合わせた処方です。

経穴:水突 すいとつ

足の陽明胃経のツボで、首部、輪状軟骨の高さで、胸鎖乳突筋の前縁に取ります。筋:皮下に広頸筋、胸鎖乳突筋。神経:筋枝は顔面神経、副神経、頸神経叢の枝、皮枝は頸横神経が分布。血管:皮下に総頸動脈が走行。

実用・東洋医学:アトピー性皮膚炎4

「養生」アレルギー体質の人に発症予防のコツ。”アレルギー体質=肌が弱い”為、肌に刺激を与える衣服や装飾品は避けましょう。下着は木綿にして、イヤリングやネックレスはNGです。特に金属製に注意です。直射日光や冷たい風も当たらない事です。入浴もぬるめの湯が適。急激な温度変化で肌が敏感になるとかゆみの原因になります。また、かゆみでかきむしると症状が悪化。水で絞ったガーゼなどを当てて、患部の熱を冷まします。

経穴:人迎 じんげい

足の陽明胃経のツボで、首ののど仏と同じ高さで、胸鎖乳突筋の前縁に取ります。筋:皮下に広頸筋。神経:筋枝は顔面神経、皮枝は頸横神経が分布。血管:皮下に総頸動脈が走行。

実用・東洋医学:アトピー性皮膚炎3

「瘀血が原因の場合」生理時および生理前に悪化する場合、瘀血が原因となる事多し。このような場合は血の流れをよくして、瘀血を解消させて治します。「食生活とストレス解消が大事」アトピー性皮膚炎は食生活の欧米化、肉食や脂肪、砂糖の摂りすぎが要因です。食生活を見直しましょう。また、ストレスも悪影響を与える為、ストレス解消も心掛けましょう。

経穴:頭維 ずい

足の陽明胃経のツボで、額角髪際の直上0.5指に取ります。筋:皮下に前頭筋。神経:筋枝は顔面神経、皮枝は三叉神経の眼神経や上顎神経が分布。血管:皮下に浅側頭動脈が走行。

実用・東洋医学:アトピー性皮膚炎2

東洋医学では、湿邪と熱邪の病邪影響を重視しています。湿邪に侵されるとジクジクした湿疹が出来て、湿度が高いと悪化します。熱邪の場合は皮膚が赤くなり、患部に熱を持ち、温めると悪化します。季節変化に影響されやすく、湿邪は冬場の乾燥時期と梅雨時期に悪化。夕方以降にかゆみが増す傾向あり。乾燥と湿気に気をつけて、症状を改善させていきます。

経穴:下関 げかん

足の陽明胃経のツボで、アゴ部、頬骨弓の下縁中点と下顎切痕との間凹み部に取ります。筋:皮下に咬筋、外側翼突筋。神経:筋枝は下顎神経、皮枝は三叉神経の下顎神経が分布。血管:皮下に顔面横動脈が走行。

実用・東洋医学:アトピー性皮膚炎1

アトピー性皮膚炎は、乳幼児から思春期の子供に多く見られる疾患ですが、近年大人になってから発症するケースも増えています。家族にアレルギー体質の人がいる場合多く、これまでは遺伝的要因としていましたが、現在では生活環境も大きく影響していると考えられています。現代医学では根治しにくい疾患の1つです。

経穴:頬車 きょうしゃ

足の陽明胃経のツボで、下顎角の斜め上で陥凹部に取ります。筋:皮下に咬筋。神経:筋枝は下顎神経、皮枝は三叉神経の下顎神経、大耳介神経が分布。血管:皮下に浅側頭動脈が走行。