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実用・東洋医学:皮膚のかゆみ3

「妊婦の場合」妊娠掻痒症は、妊娠中期〜後期に見られる症状です。妊娠によって血のめぐりが悪くなり、瘀血が原因でかゆみを起こすと考えます。生理時に皮膚がかゆくなる場合も、やはり瘀血によるものです。瘀血を解消させ、炎症を鎮めてかゆみを治します。

経穴:屋翳 おくえい

前胸部、乳頭線上で、第2肋間に取ります。筋:皮下に大胸筋、小胸筋。神経:筋枝は内側・外側胸筋神経、皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に胸肩峰動脈、肋間動脈が走行。

実用・東洋医学:皮膚のかゆみ2

「高齢の場合」高齢になると、皮脂や水分の分泌が低下して皮膚が乾燥し、かゆみを覚えます。夜、布団で体が温まるとかゆくなり、不眠症となります。乾燥する冬に悪化、夏改善。皮膚のかゆみ対策として、皮膚の血行をよくして、水分の潤いを補ってかゆみを解消。また、腎の働きを丈夫にする事を目指します。

経穴:庫房 こぼう

乳頭線上で、第1肋間に取ります。筋:皮下に大胸筋。神経:筋枝は内側・外側胸筋神経、皮枝は鎖骨上神経、肋間神経が分布。血管:皮下に胸肩峰動脈、肋間動脈が走行。

実用・東洋医学:皮膚のかゆみ1

体の奥に起きている病は肌に現れ、皮膚のかゆみも何かのサインです。東洋医学では、体の中から治していきます。皮膚のかゆみは、湿疹などの目に見える異常は無いのにかゆみを感じる疾患です。高齢による皮膚の乾燥で起こる老人性皮膚掻痒症と、妊婦に出る妊娠掻痒症です。これらとは異なるアトピー性皮膚炎によるかゆみは、前回投稿のものをご参照願います。

経穴:気戸 きこ

足の陽明胃経のツボで、鎖骨下縁で、乳頭線上に取ります。筋:皮下に広頸筋、大胸筋、鎖骨下筋。神経:筋枝は顔面神経、内側・外側胸筋神経、鎖骨下筋神経、皮枝は鎖骨上神経が分布。血管:皮下に腋窩動脈が走行。

実用・東洋医学:アトピー性皮膚炎7

「食養」食事療法がとても大切です。肉類やハチミツ、黒砂糖を含めた甘い物はNG。野菜主体の食生活に切り替えてください。他に、避ける食品はアルコール、魚介類ではイクラ、ウニ、カズノコなどの魚卵類、サバ、イワシなどの青背魚、赤貝、カニ、エビなどの血液を汚すもの、野菜類では山菜、タケノコなどのアクの強い物、大豆、モチゴメを使った食品、甘い物、チョコレート、ココア、ナッツ類、カレー、トウガラシなどの香辛料、チーズなどの乳製品です。良いのは、玄米やエンドウ豆、インゲン豆です。また、緑黄色野菜や白身魚、海藻類も適です。

経穴:欠盆 けつぼん

足の陽明胃経のツボで、鎖骨中央の上方で凹み部に取ります。筋:皮下に広頸筋、前斜角筋、中斜角筋。神経:筋枝は顔面神経、頸神経前枝、皮枝は鎖骨上神経が分布。血管:皮下に鎖骨下動脈が走行。

実用・東洋医学:アトピー性皮膚炎6

「ツボ紹介」体の表面に起きている炎症患部にお灸や指圧などをするのはNGです。なので、皮膚に強い刺激を与えるツボ療法はNGとなります。乾燥がひどい場合、無香料の馬油や椿油、ホホバ油をつけて保護しましょう。

経穴:気舎 きしゃ

足の陽明胃経のツボで、前頸部、鎖骨頭と胸鎖乳突筋の胸骨頭との間の凹みに取ります。筋:皮下に広頸筋、胸鎖乳突筋。神経:筋枝は顔面神経、副神経、頸神経叢。皮枝は鎖骨上神経が分布。血管:皮下に総頸動脈が走行。