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月別アーカイブ: 2025年5月

足の少陽胆経:頷厭 がんえん

側頭部、こめかみ上の髪際に取ります。主治:片頭痛、めまい、耳鳴り、歯痛、項頚部痛、ひきつけ。

実用・東洋医学:膀胱炎6

「漢方薬」さまざまな炎症性疾患の初期には、葛根湯かっこんとうが適。口渇き残尿感、排尿痛、血尿の場合、猪苓湯ちょれいとうが適。口渇き、残尿感のみには五苓散ごれいさんが適。生理不順による膀胱炎で、尿の濁り、排尿痛、残尿感の場合、五淋散ごりんさんが適。再発防止には、八味丸はちみがん(高齢で足腰弱く夜間尿が多い場合)、真武湯しんぶとう(手足冷たく下痢しやすい場合)、清心蓮子飲せいしんれんしいん(冷え性、胃腸弱く疲れにより再発しやすい場合)、当帰芍薬散とうきしゃくやくさん(生理痛、生理不順、むくみにより再発しやすい場合)が適です。

足の少陽胆経:上関 じょうかん

耳の前、頬骨弓中央の上際凹み部に取ります。主治:頭痛、難聴、耳鳴り、中耳炎、歯痛、三叉神経痛、顔面神経麻痺。

実用・東洋医学:膀胱炎5

炎症や血尿に「アズキと長ネギのスープ」材料:アズキ1/4カップ、長ネギ白い部分1本、日本酒1カップ。作り方①長ネギをすりつぶし、アズキと伴にフライパンに入れ弱火でじっくり空炒りします。②ネギが色づいたら空炒りしたものをミキサーで粉末に。③粉末にしたものを日本酒と伴に煮立てガーゼでこします。温かいうちに飲みましょう。

足の少陽胆経:聴会 ちょうえ

耳の前、珠間切痕の前で、口を開いた際大きく凹む所に取ります。主治:難聴、耳鳴り、歯痛、顔面神経麻痺、顎関節症、中耳炎。

実用・東洋医学:膀胱炎4

膀胱炎は一度かかると再発しやすい傾向あり。症状が見られなくても再発防止の漢方薬をしばらく服用しましょう。腎を丈夫にするものや、冷え性を改善させるものなどがあり、体質改善を図りながら再発防止していきます。

足の少陽胆経:瞳子髎 どうしりょう

頭部顔面、外眼角の外方0.5指凹みに取ります。主治:頭痛、目の充血、眼痛、視力低下、結膜炎、白内障、三叉神経痛。

実用・東洋医学:膀胱炎3

東洋医学では、膀胱炎を膀胱に湿邪や熱邪が入り込んで頻尿や排尿痛などを引き起こすと考えます。治療は膀胱の湿邪や熱邪を取り除く事を目的として、膀胱の炎症を鎮め水分代謝を活発にさせる漢方薬を用います。

手の少陽三焦経:糸竹空 しちくくう

頭部、顔面眉毛外端の凹み部に取ります。主治:頭痛、目の充血、めまい、歯痛、三叉神経痛。

実用・東洋医学:膀胱炎2

膀胱炎には、血尿や頻尿を伴う場合、精神的ストレスでトイレが近くなる場合、腎結石や膀胱結石のような疾患もあり、受診が急務です。ご注意願います。