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日別アーカイブ: 2023年9月22日

実用・東洋医学R:喘息2

「内因、外因、不内外因に分けて考えます。」東洋医学では発作の原因を内因、外因、不内外因に分けて考えます。内因はアレルギー体質の他、体質の弱さや、感情の乱れなども含みます。体質の弱さとは脾、肺などの機能が弱っている事を意味します。外因とは不安定な天候、特に低気圧の接近や寒さです。また、排ガスなどの環境変化、ストレスなども含みます。。不内外因は食事の不摂生や睡眠不足などです。

生薬紹介:山茱萸 さんしゅゆ

ミズキ科。効能は鎮静、鎮痛、利尿、頻尿、耳鳴り、強壮です。

経穴:天渓 てんけい

足の太陰脾経のツボで、前胸部、第4肋間、前正中線から6指外側に取ります。筋:皮下に大胸筋。神経:筋枝は内側・外側胸筋神経、皮枝は肋間神経が分布。血管:皮下に胸肩峰動脈、外側胸動脈、肋間動脈が走行。