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月別アーカイブ: 2025年5月

足の少陽胆経:陽白 ようはく

顔面、瞳孔の直上で、眉毛の上方1指凹みに取ります。主治:頭痛、眼痛、めまい、顔面麻痺、三叉神経痛。

実用・東洋医学:尿が出にくい2

①膀胱に余分な熱がある場合。トイレに行く回数多く尿量少なく残尿感がある場合は、膀胱に余分な熱がたまっていると考えます。膀胱炎に当たります。膀胱にこもった熱を冷まして排尿を促していきます。

足の少陽胆経:本神 ほんじん

前頭部、前髪際の後方0.5指で、前正中線の外方3指に取ります。主治:頭痛、めまい、不眠、てんかん、片麻痺。

実用・東洋医学:尿が出にくい1

疾患として、前立腺肥大、尿道狭窄、尿路結石などあり。重度を心配される場合は医療機関へご相談ください。尿の出にくささに加え腹痛や血尿を伴う場合も医療機関へ。東洋医学では、①膀胱に余分な熱がある場合、②腎の気が不足している場合、③むくみを伴う場合の3つに分けて考えていきます。

足の少陽胆経:完骨 かんこつ

前頚部、乳様突起の後下方凹み部に取ります。主治:頭痛、不眠、咽頭部痛、歯痛、てんかん。

実用・東洋医学:トイレが近い6

「食養」高齢で足腰衰えには、ヤマイモやクルミが適。尿の出を抑制する作用の食べ物はギンナンやモチゴメが適。ただし、むくみや尿の出にくい人は摂りすぎに注意です。

足の少陽胆経:頭竅陰 あたまきょういん

頭部、乳様突起の後上方で、耳中央辺りに取ります。主治:頭痛、難聴、めまい、舌のこわばり、項頚部痛。

実用・東洋医学:トイレが近い5

「ツボ」冷え性が原因の場合は、下腹部の中極ちゅうきょくにお灸をします。高齢足腰衰えの場合は、腰部の腎兪じんゆにお灸をします。お試しくださいね。

足の少陽胆経:浮白 ふはく

耳尖直後の髪際1指後方に取ります。主治:頭痛、難聴、耳鳴り、歯痛、気喘息。

実用・東洋医学:トイレが近い4

「漢方薬」冷え性や頻尿、尿透明でたくさん出る人には、苓姜朮甘湯りょうきょうじゅつかんとうが適。高齢で夜間尿には、八味丸はちみがんが適。腎を丈夫にする処方です。トイレ回数多く排尿時の痛みや残尿感を伴う場合、膀胱の炎症を鎮める猪苓湯ちょれいとうや五苓散ごれいさんが適。トイレ回数多くのどの渇きには、白虎湯びゃっことうが適。この症状は糖尿病で見られます。