オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2023年11月25日

実用・東洋医学R:膀胱炎3

「湿邪と熱邪を取り除く」膀胱炎を東洋医学では、膀胱に湿邪や熱邪が入り込んで頻尿や排尿痛などを引き起こすと考えています。治療は膀胱の湿邪や熱邪を取り除く事を目的として、膀胱の炎症を鎮め水分代謝を活発にさせる漢方薬を用います。

漢方薬紹介:黄連解毒湯 おうれんげどくとう

主たる症状は胃腸かぜ、二日酔い、下痢、花粉症、口内炎、歯周病、アトピー性皮膚炎、皮膚のかゆみです。

経穴:上りょう じょうりょう

足の太陽膀胱経のツボで、仙骨部、第1仙骨孔に取ります。筋:皮下に腰背腱膜、仙棘筋。神経:筋枝は脊髄神経後枝。皮枝は中殿皮神経が分布。血管:皮下に外側仙骨動脈が走行。